Time Is Tight [音楽]
「Time Is Tight」は1969年にシングルリリースされたBooker T. & The MG'sの曲です。このバンド、正式な表記はThe M.G.'sのようですが、両方の表記がありますね^^;。「メンフィス・グループ」の略で「M.G.」なんだそうですから、やはりピリオドを加えるのが正規でしょうね。
タイトなリズムを刻むギター、ベース、ドラムをバックに、オルガンがメロディを奏でていく、というこのバンドの独自の音が聴ける曲です。レスリースピーカーを通したハモンドオルガンの音色は、このコンビネーションでないと聴けないサウンドですね。トレモロスピードを調整しながら音色の変化も楽しむ、ハモンドとレスリーならではの音を聴くことができます。
この「レスリースピーカー(Leslie speaker)」のことについては、いずれ書くかも知れません^^;。実物の音を間近に聴いたこともありますし。なにしろ面白い楽器(アンプの一種ですが)ですからね。あらゆる音色が電子的にほぼ再現できる時代になっても、このアンプの音とかメロトロンの音色とか、独自のものはなかなか再現できない良さがあるように思います。
さて、このMG'sはシンプルな構成のバンドながら、オルガンが多彩な音色を紡ぎ出せることもあって、アルバムの中ではさまざまな曲を演奏しています。オルガンサウンドで知られていますが、Booker T. Jonesはピアノも大変見事にこなします。レコーディングの数は少ないみたいですけど。
もうひとつ書いておきたいのは、ギターのSteve Cropperの作り出すリズムと、時おり聴かせるソロの音色の良さです。フェンダーのクリーンな音色の最良の教科書のひとつでしょうね。曲によってはオルガンよりも目立つミキシングになっていることさえあります。
1965年にベースにDonald "Duck" Dunnが加わってから、75年10月にドラマーのAl Jackson Jr.が亡くなるまでの10年間は、不動のメンバーで黄金時代を築きました。バンドしては多少の曲折はあるものの、現在まで活躍し続けていますし、ほかに類例を見ない独自のサウンドとオリジナリティを持ったグループですね^^。
タイトなリズムを刻むギター、ベース、ドラムをバックに、オルガンがメロディを奏でていく、というこのバンドの独自の音が聴ける曲です。レスリースピーカーを通したハモンドオルガンの音色は、このコンビネーションでないと聴けないサウンドですね。トレモロスピードを調整しながら音色の変化も楽しむ、ハモンドとレスリーならではの音を聴くことができます。
この「レスリースピーカー(Leslie speaker)」のことについては、いずれ書くかも知れません^^;。実物の音を間近に聴いたこともありますし。なにしろ面白い楽器(アンプの一種ですが)ですからね。あらゆる音色が電子的にほぼ再現できる時代になっても、このアンプの音とかメロトロンの音色とか、独自のものはなかなか再現できない良さがあるように思います。
さて、このMG'sはシンプルな構成のバンドながら、オルガンが多彩な音色を紡ぎ出せることもあって、アルバムの中ではさまざまな曲を演奏しています。オルガンサウンドで知られていますが、Booker T. Jonesはピアノも大変見事にこなします。レコーディングの数は少ないみたいですけど。
もうひとつ書いておきたいのは、ギターのSteve Cropperの作り出すリズムと、時おり聴かせるソロの音色の良さです。フェンダーのクリーンな音色の最良の教科書のひとつでしょうね。曲によってはオルガンよりも目立つミキシングになっていることさえあります。
1965年にベースにDonald "Duck" Dunnが加わってから、75年10月にドラマーのAl Jackson Jr.が亡くなるまでの10年間は、不動のメンバーで黄金時代を築きました。バンドしては多少の曲折はあるものの、現在まで活躍し続けていますし、ほかに類例を見ない独自のサウンドとオリジナリティを持ったグループですね^^。
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