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Lover Come Back to Me [音楽]

前回のこの1曲で、曲の後半スキャットで盛り上がる「Mr. Melody」を取り上げたんで、そのスキャットで思い出したこの人、Roberta Gambariniの「Lover Come Back to Me」に進んでみようかなと思います^^。彼女のバージョンは2006年のアルバム「Easy to Love」に収められています。一応現在はアメリカで活動中なんで、ロバータでしょうけど、イタリア出身だしホントはロベルタだよね、たぶん^^;。

Roberta Gambariniという人のスキャットは定評があるらしくて、アルバムの中でも何曲かで披露されています。「Lover Come Back to Me」でもバンドと掛け合いながらのスキャットがかっこいいですね^^。さらに続いてドラムのソロも入りますが、歌のアルバムというよりも、やはりバンドとしての演奏なんでしょうね。ジャケットの表にもメンバーの名がクレジットされてます。

曲としてのオリジナルは、1928年のミュージカル「The New Moon」の中の1曲として作られたものだそうな。古いですねぇ^^;。いわゆる「定番中の定番」の名曲でございます。カバーはそれこそ数限りなくあるわけですが、内容からしてもやはり女性が歌うものがほとんどでしょうか。

快速テンポで歌われることが多いと思うけど、1929年のAnnette Hanshawの歌っているものは、冒頭からずっと最後まで、ほとんどバラードと言っていい雰囲気ですね。そう言えばアップ・テンポで歌われているものも、冒頭だけは少ししんみりしてたりします。Anita O'dayの歌なんか、そんな感じでしょうか。そう言えば、Anitaも後半スキャットで歌ってますね^^。

Ella Fitzgeraldのものなんか、ほんの一部を除いて全編フェイクで歌いきっちゃいます。スタジオの2分足らずのヤツね。これはこれでいいものです。さっき「女性が多い」って書いたけど、Nat King Coleの歌ったものはストレートなメロディで歌っていて、本来の歌がどんなだったか分かりますね。うーむ、やはり彼の歌は勉強になるなぁ^^。
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