ブラジルＷ杯 優勝はどこに 第２夜

さて南米。と言っても優勝経験国だけの話と言うことになれば、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの３か国。ただウルグアイの場合は、最近は「古豪」という呼び名がふさわしい感じになっていて、前回大会の４位は上出来という気がします。

とは言え前回大会でブラジル、アルゼンチンがベスト８止まりだったことを考えると、ウルグアイが組み合わせに恵まれていたとしても、見事な戦績だと思います。ウルグアイはトーナメント１回戦に韓国、準々決勝ではガーナ（PK勝ち）と来て、準決勝でオランダに敗れています。アルゼンチンはドイツに、ブラジルはオランダにそれぞれ準々決勝で敗れています。

と言うふうに前回大会を振り返ると、全体としては欧州が好調で南米は不調（ブラジルとアルゼンチンが共にベスト８ですから）だったと言うことになりますね＾＾；。今回はついにブラジルでの開催ということで、ブラジル代表のモチベーションは高いでしょうね。と同時にプレッシャーも相当かかっているものと思います。

ブラジルの弱味があるとすれば、絶対的なホームでの試合で、過度の期待がプレッシャーになるかも知れない、という点でしょうか。ネイマールが抑えきられてしまうと、果たして打開できるだろうか、ということも弱点になり得るかも知れません。アルゼンチンにも同じことは言えますが。

すなわち前回大会では徹底してマークされたメッシが働けず、ベスト８で終わってしまったわけです。得点の取れるタレントの数と言う意味では、ブラジルが有利でしょうね。アルゼンチンの「メッシ頼み」は、今回も同様に続いています。ある程度抑えられてしまうと厳しくなりますね。

というわけで、マイナス要素の積み重ねみたいになってしまいましたけど、それでもサッカー王国ブラジルと、そのライバルであるアルゼンチンは充分強いでしょう。この２チームがベスト４まで進む確率はかなりの高さだと思います。

勝手に考える優勝の行方は、さらに次回に続きます＾＾；。各グループからの勝ち上がりチームの予想と、トーナメントの組み合わせから、勝ち上がりチームについて考えてみたいと思います。

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