Raindrops Keep Fallin' on My Head

やはり雨のシーズンにちなんだ１曲ということで、「Raindrops Keep Fallin' on My Head」にご登場いただくことにします＾＾。B. J. Thomasの歌った1969年のシングルですが、映画「明日に向って撃て！」の挿入歌として使われて、大ヒットとなりました。日本でもよく知られた名曲。

作詞ハル・デヴィッド、作曲バート・バカラックのコンビによる数多くのヒットのなかでも、恐らくトップクラスの知名度ではないでしょうか。イントロのウクレレの軽い感じといい、力の抜けた歌唱といい、間奏で聴けるバカラック得意の軽く吹いたトランペットといい、いずれも非の打ち所の無い構成とアレンジでございます＾＾。

カバーも数多くあるんですが、最近聴いた中で感心してしまったのはEmilie-Claire Barlowというカナダ出身のシンガーが歌ったバージョン。３拍子（たぶん８分の６）で歌われるんだけど、間奏まで来るとChick Coreaの「Return to Forever」というアルバムの中の、「Sometime Ago－La Fiesta」の一節を引用します。

あ、これがやりたくて３拍子なのね、という＾＾；。なかなかきれいにはまっています。こういう工夫と言うか遊びがあるところが楽しいね。逆に言えば、このくらいの有名曲となると、なにか普通とはやり方が違うところも見せないといけないのかもしれません。ラジオから流れてきて初めて聴いたときには驚きました＾＾。

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