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Somebody to Love [音楽]

さて、アメリカ史に残る人物のフランクリン、ワシントンと来れば、やはり外せないのはこの人。ということでJefferson Airplaneに登場してもらうことにしたんですが、ちょっと反則の匂いも漂うんですよね^^;。このバンドは名称とメンバーの変遷の激しさで、ロック史に残るバンドですが、賢明な諸氏はお気づきのように、スターシップという名称で活動していた頃のヒット曲を「この1曲」シリーズで取り上げているんです^^;。

どうしようかと思いつつ、他のネタを思いつかないし、バンドとしての実体や音はかなりの別物だろう、ということで。苦しいかな^^;。えー、とにかく「Somebody to Love」は1967年4月にリリースされたシングルで、全米では5位まで上がるスマッシュ・ヒットとなりました。ちなみにQueenにも1976年に同名異曲のヒットがあり、むしろ現代ではそちらの方が有名かも知れません。

まぁ前と同じことを書いてしまうけど、このバンドの歴史って、アメリカの音楽産業の一面を象徴するようなところがあります。65年の結成から「Somebody to Love」と次の「White Rabbit」のヒットでバンドしての地位を築いたわけですね。この2曲を聴くとボーカルのグレイス・スリックの加入が重要だったのは確かです。彼女の声って特徴的だし、この声が無かったらヒットしていないんじゃないかな。

このバンドの不思議なところは、超大物レベルにまでは到達しきれていない雰囲気が漂うこと^^;。のちに名称の変更と分裂の結果できたバンドも含めて、ですが。存在し続ける、ということに意義を見いだしたのかなとも思います。60年代から活躍し続けているバンドにしては、そのそれぞれの局面でのヒットは持っているとしても、時代ごとにあまりに性格が異なってしまっている、ってことでしょうか。

その性格の異なり具合が、まことに「アメリカ音楽産業」の象徴というか^^;。特に80年代の変貌ぶりは、たいしたものです。結果的にいちばんのヒットとセールスはこの頃に上げているわけで、そういうところも合わせての「象徴」ぶりだな、と思うのでございます^^;。
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