SSブログ

E-PL6と街を歩く 上野から谷中へ、その2 [写真]

芸大の敷地を抜けて入り込んだ街は、現在の町名としては「上野桜木」です。私はこのあたりからは谷中になるんだと思っていましたが実際は違いました^^;。町名標識を見て気がつくまでは知らないでいたわけですが。しばらく歩いて、狭い小路を見つけたので入り込んでみると、奥は直角に左に折れていて、その先は違う街並みが見えました。
yanaka_05.jpg

あんまり狭いので明らかに私有地だな、と思いつつ、見とがめられたら謝るつもりで前進を決めます^^;。抜けた先はいくつかのお店と、さらにそれよりも多いのではないか、と思うほどにお寺が並ぶ、谷中の街でした。とある陶器のお店の中をのぞいてみます。
yanaka_06.jpg

少し暗くした店内に、焼き物が並んでいます。木の地肌を生かしたお店の作りといい、よくある感じとは言え、私の好きな雰囲気^^。外から一見しただけですが、たぶん並ぶお品はそれなりのお値段がしそうなので、踏み込むのはやめてしまいました^^;。

しばらく行くうちに、街の裏手で遭遇した景色。坂道、コンクリートで固めた切通し、その上に墓地、そして遙かに見える高層ビル。
yanaka_07.jpg

こういう光景が、いかにも東京らしい組み合わせだなぁ、と私は思います。「大都市東京」の顔のひとつじゃないか、と思うのですよ。基本的な街割りは明治・大正の面影も残しつつ、現代に生まれ変わった部分も多く、それらが混然と広がっている都市。

例えば新興住宅地や郊外のベッドタウンでは絶対に見ることのない風景でしょうね。裏手の道には、まだ明治・大正の影が少ないとは言え残っています。やがて裏手から表通りに出てくると、むしろこちらは昭和の、戦後の匂いが残ります。新しいビルも多いけど、少し古びた香りも残っているのです。とあるお酒のお店の看板。
yanaka_08.jpg

よく見たら、樹脂のタイで看板を右上に引っ張って固定しています。なにかトラブルがあったのか、それとも風で大きく揺れるので、固定してあるのか。と考えながら見ていたら、お店の女性が出てきて、一瞬目が合いました^^;。何かの用があったらしく、足早に向こうへ行ってしまったので、問い詰められたりせずには済みましたが^^;。

さらにしばらく歩いたところの、靴屋さんのお店にあった看板です。
yanaka_09.jpg

年月が経ったための劣化があったらしく、透明なカバーを貼り付け直したような接着剤の跡が残ります^^;。ちょっと仕事が粗いなぁ、と思いつつもアイデアは面白いので1枚撮りました^^。「糸」はお隣のお店の日除けの文字です。さらに歩くと見かけたとあるビルの壁面。
yanaka_10.jpg

どうやらビルのオーナーがどこかのお店の経営者らしく、ビルの壁面が大きな看板と、あるいはディスプレイと化しております^^;。デザインの本意はちょっと掴めない感じですが、タイルの色使いや分割が面白いですね^^。そこから少し行った裏手の道のお酒のお店。
yanaka_11.jpg

はためく色あせた南軍軍旗、壁に打ちつけたシンバル、ドアに貼ってあるミュージシャンの写真など、個性を主張しまくっております。こういう感じのお店のマスターはひと癖あるに違いない、と思います。いやホントに^^;。それにしても、ちょっと分かりにくいけど、垂れ下がっている電力線は危なくないのかな^^;。さて、長くなりましたが、なおも街歩きは次回の記事に続きます。ではでは^^。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。