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Beat It [音楽]

動詞の入った命令形のタイトル、という点で端的なことこの上ないという曲ですね。「Beat It」。言わずと知れたMichael Jacksonの大ヒットで、アルバム「Thriller」の5曲目に収まっています。アルバムのリリースは1982年の暮れに、録音は同年の春から夏にかけてとのことですね。「Beat It」は1983年の2月にシングルカットされています。全米1位。

大きなヒットになりましたし、なによりもPVの出来の良さが特筆ものでしょうね。後半の動きの速い集団ダンスは、広く影響を与えていたと思います。邦題は「今夜はビート・イット」なんですけど、まぁ原題のままでは直訳しても意味が通りにくいと言うか、いろいろまずいと言うか^^;。「叩け」とか「殴れ」とかですからね、直訳だと。

もちろん「ビート」という言葉としては、音楽の「拍子」も意味してますから、そのあたりも含めてのタイトルでしょうし、邦題はそっちの意味を重視して、と一応理屈はこねときます^^;。でもPVの内容は、かなり「殴れ」の感じのような。本物のストリート・ギャングも出演してるという話だし。私の勝手な連想なんですが、つい「なぐれ」と聞くと「ギャグれ」と答えたくなります^^;。

そう、「ギャラクシー・エンジェル」の何期めだったかのオープニング。歌詞の内容に作画がほぼ駄洒落で答えていく、というあれでございます^^;。まぁこの方面が思い出されるという主張は、あんまり例はないでしょうけど。曲に話を戻すと、サウンドの面では独特ですね。ギターを強調した音にボーカルが乗っているところは、ほかのいわゆるR&B、ソウルのミュージシャンとは一線を画します。

ギターソロはエディ・ヴァン・ヘイレンとのことで、バックの音だけで聴けばメタルの風味の乗ったハード・ポップって感じでしょうか。こんな音を80年代の初めごろに作っていたというのは、やはりマイケルという人の非凡さでしょうね。同じアルバムからは、のちに「Thriller」もヒットしてますが、こちらはチャート面では4位止まりだった、なんて調べてみるまで知りませんでした。ちょっと不思議な気もしますね。
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