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原宿駅の駅舎建て替えの発表に思う [暮らし]

表題通りですが、原宿の駅舎をオリンピックに向けて建て替えるという発表がありました。1923年の大震災のあとに建てられた建物ですし、耐震のこともあったり、構造が手狭だったりするのかも知れません。「風情がある」なんて言葉は、本来の実用に供せられている構築物にとっては、不必要な賛辞なのでしょうね。

都内の公共の建築物としては、木造でしかもハーフティンバーという構造は、恐らく最後の生き残りのように思います。まだほかにあるかな^^;。しかも毎日数万人が利用する駅であるということで、安全は確かに必要な事なんだ、とは理解できます。壊すなとは言えないですけどね。

個人的には以前に都内に通勤していた頃は、何度か降りたこともある駅ですけど、山手線の駅の中ではやや利用頻度は少なめだったかな。むしろ地下鉄で動く機会が多かったので、原宿ではなくて表参道や青山一丁目の駅で乗り降りすることの方が多かったと思います。

駅舎のハーフティンバー(半木骨建築)は、木造で柱や梁を外に見せ、それらのあいだを漆喰などで壁にしてある建築構造です。今でも「山小屋風」みたいな演出を施す建築では、「それ風な」仕上げ方にすることも多いので、目にする機会がありますね。とは言え大正年間の建築で残っているわけだし、移築保存は考えて欲しいものだと思います。どうなるかは分からないけど。私としては、とにかく早いうちに撮影しておくことにしましょうか^^。
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