I Remember Clifford [音楽]
6月の末にクリフォード・ブラウンの命日のことを書きましたから、いずれはこの曲のことも書かなくちゃと思ってました。タイトルに人称代名詞の入った曲として今回取り上げるのは「I Remember Clifford」、Benny Golsonが1957年に作曲したバラードです。1956年に亡くなったクリフォード・ブラウンのために作られた名曲。
様々なアーティストによって録音され、歌詞も付けられてボーカル曲としても親しまれています。誰のバージョンがいいのかなとちょっと考えましたが、やはりこのバンドだろうかということで、Art Farmer & Benny Golson Jazztetのバージョンで、ということにいたします。
1960年の2月に録音されたアルバム「Meet the Jazztet」に収められていますが、アート・ファーマーの柔らかく暖かな音色が、曲想にぴったりで短いながらもいい仕上がりになっています。「Jazztet」って、彼らの造語のようですが、トランペット、テナーサックス、トロンボーンという3管編成で、厚みのあるサウンドが聴けます。
このBenny Golsonという人、テナー奏者でもありますが、作曲・編曲の面でもいい仕事をたくさんしたようで、ジャズシーンから離れて、TVドラマの音楽を作っていた時期もあるんだそうです。でもサックスの演奏だけで見ても、なかなかいいプレイヤーじゃないでしょうか。この曲でもトロンボーンと作るハーモニーが主ですけど、存在感があります。
同じアルバムの中で聴けるソロは、バリッと吹きまくるハードな音で、面目躍如なんじゃないかな。アルバムとしても短めな曲が多くて、ソロをたっぷりと聴かせるというアプローチじゃないけど、アレンジの妙も発揮されていて、トータルとしていいできのアルバムだと思います。「I Remember Clifford」、月のきれいなこの季節にいい雰囲気の名曲なのではと思いますよ^^。
様々なアーティストによって録音され、歌詞も付けられてボーカル曲としても親しまれています。誰のバージョンがいいのかなとちょっと考えましたが、やはりこのバンドだろうかということで、Art Farmer & Benny Golson Jazztetのバージョンで、ということにいたします。
1960年の2月に録音されたアルバム「Meet the Jazztet」に収められていますが、アート・ファーマーの柔らかく暖かな音色が、曲想にぴったりで短いながらもいい仕上がりになっています。「Jazztet」って、彼らの造語のようですが、トランペット、テナーサックス、トロンボーンという3管編成で、厚みのあるサウンドが聴けます。
このBenny Golsonという人、テナー奏者でもありますが、作曲・編曲の面でもいい仕事をたくさんしたようで、ジャズシーンから離れて、TVドラマの音楽を作っていた時期もあるんだそうです。でもサックスの演奏だけで見ても、なかなかいいプレイヤーじゃないでしょうか。この曲でもトロンボーンと作るハーモニーが主ですけど、存在感があります。
同じアルバムの中で聴けるソロは、バリッと吹きまくるハードな音で、面目躍如なんじゃないかな。アルバムとしても短めな曲が多くて、ソロをたっぷりと聴かせるというアプローチじゃないけど、アレンジの妙も発揮されていて、トータルとしていいできのアルバムだと思います。「I Remember Clifford」、月のきれいなこの季節にいい雰囲気の名曲なのではと思いますよ^^。
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