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Love Grows (Where My Rosemary Goes) [音楽]

今回の「この1曲」は、Edison Lighthouseの「Love Grows (Where My Rosemary Goes)」。タイトル長いなぁ^^;。カッコの中も含めたタイトルが正式なもののようですね。なのでこのところのルールである「タイトルに「人称代名詞」を含んでいる」という点もクリアいたします^^;。

にしても時折りこんな感じの「カッコ付き」タイトルの曲ってありますよね。日本でもハイフンであいだを空けて、注釈を付けているようなタイトルってありますけど。まぁ余韻に繋がったりはするのかな。曲そのものは軽快かつキャッチーなメロディの、いかにもヒットいたします、という雰囲気の曲です。

ギターのイントロのあと、親しみやすいメロディが2回出てきてそのあとサビなんだけど、むしろサビよりも地のメロディの方が耳に残るという、出し惜しみ無しのヒット作りっぷりが、すがすがしさを感じます^^;。見事ですな。本国のイギリスでは1970年の1月、アメリカでは同年2月にリースされて、全英で1位、全米でも5位まで上がるヒットになっています。

日本でも70年代を扱ったコンピレーションなどには、しばしば取り上げられてますし、有名曲と言っていいと思います。ところが歌っているエジソン・ライトハウスというバンド、実はこの曲のために集められたバンドで、いわば絵に描いたような「一発屋」。当然ですな。一発のつもりで出たバンドだし^^;。

凄いのは英語版のウィキに「"one-hit wonder" Edison Lighthouse」と書かれているところ。きちんと認識が「一発」なんですよね^^;。英米ではこの手の「1曲のために集まった」バンドはけっこうあります。日本でも時折り出てきますが。うまくヒットが出るとそのまましばらく活動したりもするので、なかなかややこしかったりします^^;。

「いい曲ができたから、一発当てに行くぜ」っていうのは、70年代ぐらいまではかなり通用していたようですが、だからこその「いい曲」でもあるわけで、きっちりはまって大ヒットの例は数多くあります。英米共に、音楽屋さんがこんな風にヒットを作りに行けると言うのも、面白いものでございます^^。

2020年の追記:その後別件でこのバンドとこの曲のことを調べた時に気づいたのですが、英語版のWikipediaにあった「"one-hit wonder" Edison Lighthouse」という記述は書き換えられています。「"two hit wonders" Edison Lighthouse」になってるんですよ^^;。「二発屋」さん、ということでございましょうか。確かに数枚出したシングルの3枚めが全英49位のスマッシュヒットになってますから、そこを考慮して、ということのようですね^^。ご興味のある方は英語版をどうぞ。
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