I Still See You [音楽]
今回の「この1曲」シリーズは「I Still See You」。「恋」というとっても端的と言うかある意味そっけない邦題でも知られています^^;。元は「The Go-Between」という映画の音楽としてMichel Legrandが書いた曲ですが、歌詞が付けられてScott Walkerがシングルとして1971年にリリースしています。
で、今回のバージョンはと言えばEuropean Jazz TrioのピアニストMarc Van Roonが、2011年に出したソロアルバムに入っている演奏でいかがでしょう^^。ひと回りしてインストルメンタルになったわけですが。トリオとしてのEuropean Jazz Trioは、一部の人からは「ジャズとは言えないんじゃないの」とかいう評価も受けていますけど。
私はこれでもいいんじゃない、とは思います。もちろん深刻に、あるいは突き詰めて音を磨き抜いていく、といったような演奏ではありませんが、それで何がいけないのか、と思うわけですよ。普段かなり突き詰めた演奏をしているプレイヤーが、時として気の合う仲間との演奏でリラックスした姿を見せる、なんて時は喜んで聴いている人が、European Jazz Trioを「ジャズじゃないよ」なんて言うのは、ちょっとどうかと思います^^;。
ヴァン・ローンさんのソロも、全体としてはゆったりと構えた、まぁ敢えて言えば「テンションは低め」のものなんですけど、心のありかはやはりジャズなわけで、響きを楽しんでいるかのような8分間が続きます。それはもう美しい響きが聴けるいい演奏なんですよ。元の曲はある種の「素材」として弾き手の中で昇華し、両手からは彼の音楽として紡ぎ出されていくのです。これはやっぱりジャズそのものですよね。大好きな演奏です^^。
で、今回のバージョンはと言えばEuropean Jazz TrioのピアニストMarc Van Roonが、2011年に出したソロアルバムに入っている演奏でいかがでしょう^^。ひと回りしてインストルメンタルになったわけですが。トリオとしてのEuropean Jazz Trioは、一部の人からは「ジャズとは言えないんじゃないの」とかいう評価も受けていますけど。
私はこれでもいいんじゃない、とは思います。もちろん深刻に、あるいは突き詰めて音を磨き抜いていく、といったような演奏ではありませんが、それで何がいけないのか、と思うわけですよ。普段かなり突き詰めた演奏をしているプレイヤーが、時として気の合う仲間との演奏でリラックスした姿を見せる、なんて時は喜んで聴いている人が、European Jazz Trioを「ジャズじゃないよ」なんて言うのは、ちょっとどうかと思います^^;。
ヴァン・ローンさんのソロも、全体としてはゆったりと構えた、まぁ敢えて言えば「テンションは低め」のものなんですけど、心のありかはやはりジャズなわけで、響きを楽しんでいるかのような8分間が続きます。それはもう美しい響きが聴けるいい演奏なんですよ。元の曲はある種の「素材」として弾き手の中で昇華し、両手からは彼の音楽として紡ぎ出されていくのです。これはやっぱりジャズそのものですよね。大好きな演奏です^^。
2017-05-01 23:54
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