Release Me [音楽]
先日、渋谷陽一さんのFMの番組を聴いていたら、イギリスのチャートでEngelbert Humperdinckのアルバムがベスト10圏内に入っているという情報がありました。またずいぶんと昔の人が、と思ったんで調べてみたら、2枚組のベスト盤が発売されて、これが現在全英5位だったかにランクされているとのこと^^。
この人の本名はArnold George Dorseyというのだそうで、エンゲルベルト・フンパーディンクというのはもちろん芸名です。インパクトのある名前にしようと考えて、この名を選んだらしいのですが、まったくの同姓同名のドイツの作曲家に由来しています。この作曲家のエンゲルベルトさんは、何曲かのオペラを作曲していますが、現在では「ヘンゼルとグレーテル」以外はほぼ上演されることはありません。
「Release Me」のオリジナルは、Ray Priceというカントリー歌手が1954年の1月にリリースしています。カントリースタイルのギターやフィドルをバックにした、わりに普通な感じのカントリーソングですね。エンゲルベルトさんのバージョンは、1967年4月に発売されて全英1位、全米でも4位まで上がって、彼の出世作となりました。オーケストラをバックに歌い上げる、ソフトなバラードに仕上がっています。
この曲の雰囲気が、その後の彼のスタイルを決定付けたと言えると思います。ソフトな歌いぶりは、その後のヒットでも変わらず、60年代後半から70年代にかけては大スターと言っていいポジションにいました。2000年代に入ってからも、ユーロビジョン・コンテストのイギリス代表に、それまでの最高齢記録で選ばれるなど、知名度の高さは維持し続けています。ベストアルバムがチャート上位に入るのも納得できる息の長さでしょうね^^。
この人の本名はArnold George Dorseyというのだそうで、エンゲルベルト・フンパーディンクというのはもちろん芸名です。インパクトのある名前にしようと考えて、この名を選んだらしいのですが、まったくの同姓同名のドイツの作曲家に由来しています。この作曲家のエンゲルベルトさんは、何曲かのオペラを作曲していますが、現在では「ヘンゼルとグレーテル」以外はほぼ上演されることはありません。
「Release Me」のオリジナルは、Ray Priceというカントリー歌手が1954年の1月にリリースしています。カントリースタイルのギターやフィドルをバックにした、わりに普通な感じのカントリーソングですね。エンゲルベルトさんのバージョンは、1967年4月に発売されて全英1位、全米でも4位まで上がって、彼の出世作となりました。オーケストラをバックに歌い上げる、ソフトなバラードに仕上がっています。
この曲の雰囲気が、その後の彼のスタイルを決定付けたと言えると思います。ソフトな歌いぶりは、その後のヒットでも変わらず、60年代後半から70年代にかけては大スターと言っていいポジションにいました。2000年代に入ってからも、ユーロビジョン・コンテストのイギリス代表に、それまでの最高齢記録で選ばれるなど、知名度の高さは維持し続けています。ベストアルバムがチャート上位に入るのも納得できる息の長さでしょうね^^。
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