ザッケローニ……ペケルマン？

今日はホントは万年筆のインクのことを書く予定でいたのですが、恐ろしくタイムリーにジャパン新監督の話題が入ってきたんで、ちょっと書いてみることにします。えーと、一瞬ペケルマンって言ってなかった？＾＾；。それともあれは一紙だけのアドバルーンってヤツ？＾＾；

まぁ、正直なところを言っていいなら、以前から「サッカー日本代表の監督選び」にはコンセプトなんか無いんだ、と思っていました＾＾；。オランダ－ブラジル－（日本）－フランス－ブラジル－ボスニア・ヘルツェゴビナ（日本）と言う風に並べてみると、ヨーロッパや南米の強豪のミニ・コピーを作ろうというわけでもなく、戦術として一貫した方針があるわけでもないのが理解できます。その時点での協会の責任者の好みと「払えるお金」との兼ね合い、及び人材として「余剰」である人（よその監督をしていない）という条件から決まる、ということで。

「よそ」というのは海外の、という意味でありまして、J1の監督は奪い去っても構わない（合意があれば）のですが＾＾；。「日本人の監督でないとコミュニケーションが取れない」という理由で日本人の監督さんが就任したこともあります。まぁ、生活習慣の違う東洋の国に監督をしに来てくれる人は、さほど多くは無いんで、結局のところ日本に来ている、日本が好きな人という選択肢になったケース（ジーコとオシムのご両人）もあります＾＾；。

育成に主眼を置くのか、ディフェンシブなのかアタッカブルなのか、といったコンセプトもはっきりさせてはいないと思いますし。そういう意味からは「オシムジャパン」が中途で終わってしまったのは、大変残念なことでした。明確なコンセプトのもとに代表作りが行われ、そうしてできた完成形を最終予選・本大会で見てみたかった、と思っていました。

んー、さてザッケローニさん。この人ねぇ、セリエAの成績はもうひとつ、代表監督の経験なし。「攻撃的サッカー」が好き、らしい。やっぱりコンセプトとしてはよく理解できません＾＾；。まぁ、「代表の顔」として営業面なんかも考えなきゃいけない「大人の事情」もあることは解りますが。個人的にはW杯大陸予選と本大会では戦術的に変えないわけにはいかないはずにゃ＾＾、というのが私の持論ですので＾＾；、まずは育成を主眼に４年後を見据えた代表を作っていって欲しいと思います。

特にセンターバックは、経験を積ませた選手がもうあとふたりほど欲しい＾＾；。ほかはだいたい足りてる、というかまぁ無い物ねだりはできないし。いる人を組み合わせるよりほかに方法はありません。しかし、アルゼンチンじゃなけりゃイタリアってのも、ねえ。よくわかんないねぇ＾＾；。ペケルマンさんはただのデマ？ほかにも２、３人名前が出てましたけどねぇ＾＾；。まぁ、楽しみにしておくことにいたします＾＾。

タグ：ペケルマン ザッケローニ 日本代表