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ウィーンフィルの響き [音楽]

さて、昨晩の最後の方に書いたんですが、金曜の夜は「芸術劇場」のティーレマンとウィーンフィルのベートーヴェンをずっと聴いていました。夜中に続いていくのが分かってたので、ヘッドフォンを最初から使って。ちょっと暑かったけど、2時間ほどでしたし、まぁなんとか^^;。ATH-A500で聴き通しました。

おそらく映像製作はオーストリアのテレビなんでしょうけど、聞こえてくる音が昔デッカ・レーベルで聴いていたウィーンフィルの音とおんなじなんで、思わずニコニコしてしまったり。やっぱりマイクはAKGなんでしょうかね^^;。とにかく、独特のテンパ二の音色とか、ほかじゃ聴けないオーボエの音とか、ホルンの音もやっぱりここは一味違うかも、とかライナー・キュッヒルが座ってると安心しちゃうね(これは音じゃないけどね^^;)、とか。とにかく響きというかサウンドというか、まぁ、はっきり言っちゃうと演奏そっちのけで音に耳を澄ませていたという^^;。

演奏はね……まぁ正直なところ、これをどう言ったものか^^;。5番はあっちこちで、気合いを溜めすぎというか、流れはとどこおっても(無視しても)ここは気分を出すんだぁ、ということなんでしょうか。でも、6番はわりに気分よく聴いてたんですけどね、途中まで。5番6番と続けて聴いていて、5番の2楽章と6番の5楽章の低弦の動きなんか、似てるところがあるんだな、という発見(スコアを読んでしまう人には周知のことなのかも^^;)があったりしましたが。

様式どおりに演奏して欲しいとか、聴き慣れないテンポの動かし方がいやだとか、そういうたぐいのことを言いたいんじゃないんですよ^^;。なんか必然が感じられないというか、動かし方が快感につながらないというか^^;。ベートーヴェンなんかは特に演奏上の「手あか」とか慣習もたくさんあって、「それを打破したい」という演奏上の欲求もあって当然だとは思います。でもねぇ、なんか不自然なんだよねぇ、聴いていて^^;。でも、意思は強そうだからね、ティーレマン。顎のあたりの線なんか見てるとね^^;。逆らうと厄介な感じもするよね^^;。

なので、途中からはもっぱら楽団を鑑賞^^;。いいねぇ、オーボエもクラリネットもフルートも^^。カメラも律義にソロやいい音色のところでちゃんと奏者をねらうし。4番はずっとウィーンフィルにほれぼれしながら聴き続けていたのでした。しかし、ニューイヤーコンサートなんかでも感じるけど、ステージ狭いねぇ^^;。楽友協会のホールじゃ、マーラーのいくつかの曲とか大変そうです。6番なんかハンマーのセット置いとくとこ無いよね^^;。

などと思いつつ、金曜の夜は更けたのでした^^。ウィーンフィルの演奏したことの無い曲って、なにかあるのかな。「春祭」は誰かと録音がありましたよね(面倒なので今は調べない^^;)。レスピーギの3部作なんか無いんじゃない?まぁ、フランス系の曲でいくつかありそうな気もします。ちょっとあとで調べてみるかも。まぁ、独墺系とスラブ方面で、ほぼプログラムは埋まってしまうし、それで充分な気もします。ガーシュウィンなんかもたぶん無いね、やっぱり^^;。
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