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カール・マリア・フォン・ウェーバー [音楽]

CDで聴く音楽の傾向は、ある程度生きてきてしまうと、まぁある程度固まってきてるわけです。クラシックであれ、ジャズであれ、ロック・ポップスであれ。あるいはその他にしても。で、私の場合、クラシックではある時期に集中してある作曲家を聴くという現象が時おり起こります。先日まではロベルト・シューマン。

現在、シューマンは、まだ続行中と言ってもいいと思います^^。シューマンからさかのぼるような感じで、つい何日か前から始まりましたのがウェーバー^^。この人、「魔弾の射手」以外のオペラはほとんど聴かれず、序曲が何曲かオーケストラでの演奏機会がある程度。あとは少し有名なのが「コンツェルトシュテュック」というピアノとオケのために書かれた小協奏曲、それにクラリネットの協奏曲ぐらいでしょうか。

話が飛びますけど、我が市の図書館にも「視聴覚コーナー」と呼ばれているセクションがありまして、CDが何枚くらいだろう、たぶん600枚前後のライブラリができております。で、その7割ほどがクラシック。これがどうも、予算の都合もあるんでしょうけど、なかなかに中途半端なライブラリで、なおかつ寄贈を拒まない方針らしい。なぜそう思うかというと、ベーシックないわゆる「名曲」「大作曲家のメインの作品」で欠けているものが多数あるにもかかわらず、変にマニアックな曲のCDが置いてある^^;。

さらには、とてもマニアックな演奏家(!)のCDや、まったくおんなじCDが2枚並んでいたりする^^;。要するに市内のクラシック好きが、買っても聴いていないCDを寄贈したものが、何枚もあるのではないか、という邪推をしたくなるほどに不思議なラインナップなんです。

たとえば、メシアンのトゥランガリラが無い^^;。演奏家にかかわらず、最低でも1枚は置いとくべきだとおもうのですが。クラシックの入り口にやってきた人が探して聴いてみたくなりそうな曲だと思うし、現代の傑作のひとつだと思うし。そうかと思えば、「ノヴェンバー・ステップス」が3種置いてある^^;。はい、確かに名作ですけど、この規模のライブラリに3枚もいらない。つまり、誰かが聴き飽きた^^;。または一聴ののち手放した^^;。

というへその曲がったライブラリであるために、時として珍しい構成のCDに出会います。先日なんの気無しに手に取ったCDが、ウェーバーの3曲のピアノ協奏曲の入ったCD。これがなかなか楽しい出会いでした^^。傑作と言えるかは置いとくけど、なによりもオーケストラの音が、ちゃんとウェーバーの音がする。当たり前ですけど、あのいくつかの序曲で聴ける、ウェーバーの音とおんなじ音。

というわけで、次に序曲集とクラリネットの協奏曲集とを借りてきて、有名でない方の序曲にも耳を澄ましてみているところです。確かにウェーバーの音が聴けます(当然と言えば当然^^;)。ただ、録音されている作品がどうしても偏った感じなんで、これからが大変なのかも知れません。作品を聴くということ自体に苦労がありそうです^^;。


ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番、クラリネットと管弦楽のための小協奏曲、クラリネット協奏曲第2番

ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番、クラリネットと管弦楽のための小協奏曲、クラリネット協奏曲第2番

  • アーティスト: マイヤー(ザビーネ),ウェーバー,ブロムシュテット(ヘルベルト),ドレスデン国立管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD



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