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オーディオテクニカ ATH-A500 [ヘッドフォン]

5月にATH-A500を手に入れたのですが、少し聴いたあとは、ちょっと音楽よりもワールドカップに熱を上げてて、ヘッドフォンのことを書かないまま夏に突入してしまいました^^;。この夏はどっちかと言うとヘッドフォンで音楽という気分にはなれず(まぁ、音楽を聴かないわけでも無いのですが)、ここに来てやっと少し感想がまとめられるかな、という感じになってきました^^。

感想と言っても、同じ密閉型でA500よりも前から我が家にあるMDR-Z600との比較ということになってしまいますが。A500の特徴としては、全体にしっかりとした音でくっきりとした音像を目指していると思います。この点はZ600もおなじで、まずは明瞭に音を聴かせる、というのが第一の目標になっているのではないかと思います。その上で、低域に少しふくらみを付けて、張り出させているという感じです。低域が大量、ということはありませんがとにかくZ600よりは量として出てきます。

オーケストラでは金管の音に特徴が出てきて、輝きが少し強調される感じ。この辺はZ600の方が少し抑制されているのとは対照をなします。A500の方がにぎやか、Z600の方は少しだけ線が細くなります。打楽器のシンバルなども、似たような傾向だと思います。わずかな差なんですが。

ジャズだと、たとえばシンバルの厚みが(音色じゃなく素材の方)、Z600の方が少しけ薄手を使っているみたいな感じになります。うーん、叩いた経験者じゃないと判りにくいかな^^;。Z600がミディアム、A500の方はミディアムヘビーまではいかないけど。パイステとジルジャンの違い、とか余計に判らないよね^^;。サックスの音はZ600の方がわずかに細く、接近しているように感じます。

まぁ、どっちの音もかなり気にいってるんで、気分で使い分けています。装着した瞬間はZ600の方がフィットした感じがあるのですが、A500も5分もしないうちにほとんど気にならなくなります。そのまま2時間ぐらい聴いていて外すと、外したとたんにじんわりと装着していた耳の部分の組織がよみがえる感じで、けっこうしっかり押しつけられていたのだと実感します。

どっちも1万円以下で買えるヘッドフォンの中では、説得力のある存在だろうと思います。とにかく納得できるだけのものは持っています。ただ、こういう音がキライという人も少なくないでしょうね。もっと開放感や距離感のある音像が好き、という人は多いと思います。私も、もう少しだけ距離のある感じの音が好きかも、とも思います。あとは弦の(クラシックの弦)の滑らかさがあるといいんですが、これはけっこう難しいはず。スピーカーでも、なかなかちゃんとしっかりしていて滑らか、というものは無いので。

我が家の開放型、ATH-AD5でも、弦はやや鋭くなります。このあたりは外国産を聴いてみたくなる要因のひとつで、ゼンハイザーを店頭で聴いてみた感じだと、わりに行けそうな気もしています。私はわりにどんな機種でもいい部分、気に入った部分を見つけて気に入ってしまう傾向があるので^^;、何を買っても大きな後悔はしないはずですけど^^;。

audio-technica アートモニターヘッドホン ATH-A500

audio-technica アートモニターヘッドホン ATH-A500

  • 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
  • メディア: エレクトロニクス


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