Parker Urban パーカー アーバン Mニブ

思いがけず、と言ってしまいましょう＾＾；。パーカーの万年筆が１本我が家にやって来ました。もちろん高価なお品ではありませんけど。しかし、充分な存在感と使い心地を持った、なかなか優れた万年筆ではないかと思います。

パーカーというメーカーは、ある時期一世を風靡していた印象があって、最近は人気が無いのかな、と思っていたんですが、なかなかどうして根強い愛好者もいるみたいです。私は、どうしても１本というつもりではなく、ちょっと変わった雰囲気を持った品だったので、ポチっとしておいたら私の手に落ちたという＾＾；。色はまぁ、私は基本的にはどんな色でもかまわないのですが＾＾；、同じアーバンのほかの色にもいいのがあるな、とはあとで思ったこと＾＾；。でも、私の持ち物の中にはこの色の万年筆は無かったので、いいかな、と思います。

胴のくびれたデザインと、全金属製ということで、しっかりとした持ち重りのする仕上がりになっています。この重量も私の持っている中ではこの製品だけ。30グラムだそうですが、ほかのペンから持ち替えると、かなりの重さに感じます。でも、疲れる感じはしませんけど。ただし、キャップを後ろ側に付けると、さすがにバランスがちょっと悪くて、左手に持ったまま書くことが多いです。気がつくと、キャップを握りしめて書いているという＾＾；。

パーカーのインクは、他社製品とはちょっと成分が違っている、という話も聞いたことがあります。なので、今回はコンバーターも一緒に手に入れて、ロットリングのロイヤルブルーを入れてみることにしました。書き味は滑らかで、特徴的なのはペン先が紙に走るときの音がほとんど聞こえないこと。

ペン先の露出が少なめなデザインになっていることと、金属製のボディが響きを抑えるという、ふたつの要素が、ノイズを少なくしているのではないかと思います。この感じは独特＾＾。我が家の万年筆の中で考えると、際だった個性を発揮してくれています。なかなか楽しい万年筆が、また１本増えたということで満足＾＾。

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