SSブログ

もうひとつ、150周年 [歴史]

150周年と言っても、記念すべきという性格のものではありません。アメリカ合衆国の歴史上最悪の出来事のひとつ、南北戦争の勃発した年が1861年です。4月戦闘開始。終結は1865年ですが、人的被害の面からいえば合衆国が経験した最悪の戦いということになります。

アメリカの国内では、この戦いについて正面きっての議論は、いろいろと微妙な要素を含むらしくて、アメリカ人自身も語りにくい面があるようです。なにしろ当時の南部諸州だった州では、南軍の軍旗が「地域の伝統」としての意味を持つ、と主張する人たちがいます。現在でも州旗に取り入れられ、使われている例もあります。

日本史の面から考えても、南北戦争は明治維新に大きな影響を与えました。まぁ、その辺はいろいろあるんで、機会があれば書くかも知れません^^;。何しろ日本を開国させることに成功したのはアメリカだったのに、維新の両軍(幕府と薩長軍)にはフランスとイギリスがそれぞれ肩入れしていたわけですからね。アメリカは基本的には埒外だったという^^;。

この1861年という年は、世界的に大きな出来事が起こった年だった、ということで。話は少しずれますが、作曲家の大物としてはマーラーが1860年、ドビュッシーが1862年に生まれています。画家では、ミュシャが1860年に、クリムトが1862年に生まれています。作家では60年にチェーホフ、62年には鴎外とメーテルリンクとO.ヘンリが生まれています。なぜか61年は大物は誰も^^;。不思議ですね。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

150周年雪と猫の恋 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。