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ニブをみがく^^ -研磨フィルムを使ってみて [万年筆]

昨日の続き。万年筆愛好の方たちからは、研磨フィルム(またはラッピングフィルム)を使って、万年筆のペン先をみがくことと、そのほかのメインテナンスのこともあわせて「調整」と呼ばれているみたいです。私は、特に専門家のクリニックなどをのぞいてみた経験もありませんが、なんとなく自己流プラス自己責任で、ここは思い切って^^;。

なんとなく分かっていることとして、新しいペン先は金属の肌がそのまま出ていて、滑らかさに欠けているのではないかということ。もうひとつは、自分の筆記する癖に合ってくると、ペンの先の金属の摩耗が合ったものになってくるのではないか、ということ。このふたつが、長く書いているうちに「自分に合ってくる」ということなのではないか。

我が家のペンの中では、Lamy Vista Fを日記用ペンとして常用しているので、圧倒的に使用時間というか、書く文字数が多くなっています。なので、このペンはかなり合ってきているのではないか、という実感が最近あります。これだけ書くのはやはり大変なので、研磨フィルムを使って「当たり」が付いてくるのを少し早めようということなんですね^^。

メーカーにもよりますけど、なんとなく引っかかる感じというか、スムースさに欠けているように感じるペンがあるので、これに試してみることにしました。ノートを用意して、隣に研磨フィルムを置いておいて、ノートに書く時の角度のままフィルムの上にグルグルと2cmぐらいの円を描くようにして研磨します。ペンの先端が平らになり過ぎると、一定の角度以外に書きにくくなるらしいので、20度ぐらい傾けてみたりしながら、20回ほど円を描いてみます。

試しにノートの紙に普通に文字を書いてみると、確かに少し滑らかになってきたかな、スムースさが出てきているかな、という気がしてきます^^;。いわゆるプラシーボかも知れないですけど^^;。なにしろ後戻りはできないので、以前にどうだったという感覚記憶だけが頼りになります。とはいえ、やはり効果はあると思います。というわけで、私のペンのうち、5本ほどに程度は違いますが試してみました。やはり手指の先に感じる引っかかりのようなものが取れてきたと思います。

まぁ、やり過ぎてはいけない気もするので、できるだけ抑えめに研磨しました。効果はあると思いますが、果たして「成功」と言えるのかどうかは、またしばらく使ってみて、感じを確かめなくてはいけないと思います。ただ、少なくとも「慣らし運転」の進行を早めることはできるはずだ、と信じたい^^;。というわけで、買ったフィルムのほんの数センチ四方を使っただけですが、実験は一旦終了しました。うまくいったのではないかと思います^^。

この研磨フィルム、思ったより大きくて、30cmX25cmぐらいあります。ちょっと保存しにくいので、あっさりと田の字に四分して、袋に入れてしまい込みました。新しいペンを買って、期待と少し違ったら、また使ってみようと思います^^;。
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