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ヴィヴァルディのオペラ序曲集 [音楽]

私の住む市にも市立図書館があります。ここの視聴覚資料としてのクラシックCDのお話は、今までにも何回か書きましたが、在庫量が少ないように見えても、まだまだ全部はちゃんとチェックしきってはいないということを思い知る機会がありました。

先日、「交響曲 あ」の棚にたまたま目が行ったら、「ヴィヴァルディ-オペラ序曲集」というCDが置いてあることに気づきました。クラウディオ・シモーネ指揮、イ・ソリスティ・ベネティ。そもそも「あ行」の作曲家のシンフォニーってあんまり聴く機会が無いし見てませんでしたね^^;。ヴォーン・ウィリアムス、エルガーが3、4枚ずつとオネゲルとか。

でも、「序曲集」とあるのに交響曲の棚に置いてあるっていうところが、さすが我らが市立図書館^^;。まぁ、序曲がやがて発展していってシンフォニアと言われる形式に落ち着いていく歴史があることも確かですけど^^;。ちなみに「シンフォニア」と「交響曲」の境目はとても曖昧です^^;。まったく同じ年代に作曲されていても、J.C.バッハはシンフォニアで、ハイドンは交響曲^^;。

まぁ、戦前からの日本での音楽史の中に、ハイドンは含まれていましたが、J.C.はそうじゃない、ってあたりの事情が作品の呼び方にも現れているのだろうと思います。ちなみに私はJ.C.バッハのシンフォニアはかなり気に入っています。明るくてのびやかで屈託が無い。生き生きとした曲想が楽しいですね^^。

閑話休題。赤毛の司祭様の序曲集は、数多くのヴァイオリン協奏曲の作品群と同じように、賑やかな曲想と跳ね回るような旋律とが特徴の曲が収められています。ま、いつも通りの司祭様サウンドと言えばそれまでですが^^;。もしかしたら協奏曲よりも単純化されているかも知れません。大きな声では言いにくいのですが「司祭様、手抜き?^^;」。とは言え、楽しめる作品群を偶然見つけたのは嬉しいことなのでした^^。
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