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Victoria [音楽]

「Victoria」はKinksが1969年に発表したアルバム「Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire)(アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡)」の中の1曲。たぶん、Kinksの曲としては「Lola」「You Really Got Me」と共に、最も知られている作品じゃないでしょうか。

キンクスというバンドの名が表すように、ちょいと「ひねくれた」音と作品世界が楽しい人たちですね、やはり^^;。7thコード頻出というか。のちにライブアルバムが出たときには、ずいぶんとストレートで熱いサウンドが展開されていて、改めてびっくりしました。

そのライブの中でも、「Victoria」「Lola」が演奏されていますが、その部分はアルバムのほかの曲とは少しサウンドが違っている気がします^^;。バンドの経てきた音の変遷が、瞬間に切り替わるような不思議な雰囲気がありますね。ヒット曲なんで、会場は湧きますが^^;。

私は、初めてこのライブを聴いたときには、ちょっと目眩がすると言うか、スタジオ・アルバムの有名なものとは音が違いすぎて、びっくりした記憶があります^^;。なんだか違う人たちみたいで。でも、スタジオでの制作とはまた違ったライブを、ずっと演奏し続けていたバンドなのかも知れない、と思ったことも確かでした。ザ・フーもちょっとそういう感じがありますが、アルバムはアルバム、ライブはライブということなんでしょうね。とにかく「Victoria」はことのバンドの曲の中で、たぶんいちばん好きな曲です^^。
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