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ストライクウィッチーズ零 1937 扶桑海事変 [まんが]

ストライクウィッチーズのシリーズは、島田フミカネさんとProjekt Kagonishが原作としてクレジットされていますが、アニメのストーリーはほぼアニメオリジナルというか、たぶんフミカネさんも加わっての集団合議の形で、作られていったものではないか、と思っています。この「扶桑海事変」にも、原作として前記のクレジットが記されています。

アニメから派生したマンガについては、私は大部分の作品があんまり好きとは言えません。もちろんすべてに目を通しているわけじゃないですが^^;。原作の設定によりかかってマンガオリジナルのストーリーが展開したり、マンガ制作者の思い入れや思惑から、原作の世界観を逸脱してしまうものを見たことがあるからです^^;。だから、今までも気に入ったアニメのコミカライズは敬遠気味でした。

ちゃんと読んでから批判しろよ、というのは確かです^^;。まぁ、私としてはアニメ作品そのものがあればいいじゃん、という気分だからほぼ敬遠してきたわけです。しかし、この「扶桑海事変」は坂本美緒(と竹井醇子ほか)の過去に遡ってのサイドストーリーである、というところが気になって、1巻めを買ってみたのでした^^。

連載時のページ数や時間的な制約のせいかも知れませんが、一部に省略されたような描写があるように思えたり、少し分りにくい部分もありましたが、全体としては大変面白い作品だと思いました。もちろんただちに2巻も買って、その時点での物語を読み終えました。本来の世界観を壊さず、登場するキャラクターの性格もそれなりにきちんと描写されているし、優れたできばえだと思います。

陸軍航空隊の穴拭智子や加東圭子たちの活躍も見逃せませんし、なにより初々しい坂本・竹井の表情や若本徹子のやんちゃぶりなど、見どころもたくさんあります。アニメのイメージが壊れることもなく、楽しめる作品に仕上がっていて価値あるサイドストーリーだと思いました^^。


ストライクウィッチーズ零 1937 扶桑海事変 (1) (角川コミックス・エース 338-1)

ストライクウィッチーズ零 1937 扶桑海事変 (1) (角川コミックス・エース 338-1)

  • 作者: にんげん
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/07/23
  • メディア: コミック



ストライクウィッチーズ零 1937 扶桑海事変 (2) (角川コミックス・エース 338-2)

ストライクウィッチーズ零 1937 扶桑海事変 (2) (角川コミックス・エース 338-2)

  • 作者: にんげん
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/02/09
  • メディア: コミック


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