Yummy Yummy Yummy

「Yummy Yummy Yummy」は、いわゆるバブルガム・ミュージックのバンドのひとつ、Ohio Expressの1968年のヒット曲です＾＾。単純なメロディーとリズムの繰り返しで、計算され制作されたヒット・ソングです。いかにもアメリカのポップ産業の産んだ曲ですよね、この感じ＾＾。

某動画サイトで聞くうちに気づいたのですが、この曲はどうやらミックスの違うふたつのバージョンが存在しているみたいです。「ミックス違い」と書いたのは、素材としてはひとつのものだと聴き取れるからなのですが＾＾；。シングルとアルバムでの違いってことなのかな、もしかして。

前回の「この１曲」シリーズで取り上げた、1910フルーツガム・カンパニーとは「兄弟バンドである」という話を耳にしたことがあります。おなじブッダ・レコードに属するバンドというだけでなく、構成しているミュージシャンなどがかなりダブっているようなんですよね＾＾；。つまりは１曲レコーディングするたびに似たようなメンツを集めて録音してた、ということらしいのです。

一方の1910が何曲ものトップテンヒットを持っているのに比べると、オハイオ・エクスプレスの方はこの「ヤミーヤミーヤミー」以外にはさほどのヒットはありませんでした。とはいえこの曲の持っている親しみやすさ、覚えやすさはやはりたいしたもので、一度聴くと忘れられないメロディーとサウンドですね＾＾。永遠の名曲というよりは、「永遠の奇曲」っていう気もするけど＾＾；。

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