ブランデンブルク協奏曲

先日、バッハのブランデンブルク協奏曲のCDはけっこうあります、って書いたら友人がメールをよこして曰く、「お勧めあったら教えてよ」とのこと＾＾；。そんなものはありません、と冷たく言い放っても良いのですが（個人の好みまでは分からないし）、まぁちょっと書いてみます。

私としてはいちばんよく聴くのは、サヴァールがル・コンセール・デ・ナシオンと録音した演奏。でも、どうやら入手困難になっているらしく、「お勧めしても聴けない」というのはしかたありません＾＾；。仏アストレの原盤で、オフマイクのワンポイント録音。録音風景の写真を見ても、ピックアップ・マイクが見当たらないようです。

響きの豊かな録音で、いわゆる「ピリオド楽器」の演奏としては例外的な音色の好録音です。演奏もせかせかした感じが無く、いい雰囲気が保たれ、それでいてのんびりしているというわけではなく、楽しめる演奏に仕上がっています。でも買えない＾＾；。

まぁ、そうなると普通に勧めてもいいなと思えるのは（特に初めての入り口としてなら）、コープマンかクイケンのもの。どちらも生き生きとしていて、かと言って極端には走らず楽しめますね。いい感じです。あと、最近は現代楽器の演奏はあまり顧みられないようですけど、好きな演奏としてはレイモンド・レッパードの指揮したイギリス室内管のもの。まぁこれも輸入盤でしか入手は難しいようですが、好きな演奏であることは確かです＾＾。

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