Hush [音楽]
ある時期からは、前回記事から関連を手繰ってタイトル曲を決めるという流れにしていた「この1曲」シリーズなのですが、今回はその流れからは外れてこの曲を。Deep Purpleの1968年のデビューシングルにして、初期の大ヒットとなった「Hush」です。オリジナルはJoe Southの1958年のヒット。今回取り上げる理由はディープ・パープルのキーボード奏者であるジョン・ロードが先日亡くなったから。2012年7月16日没、満71歳。
ディープ・パープルというバンドは、一般的には「ヘビーメタルの元祖」と目されていると思うのですが、いわゆる第1期のあいだは少しプログレッシブの香りも含んだヘビー・ロックのバンドでした。これは初期の4枚ほどのアルバムがジョン・ロードの主導で作られたということです。その後にバンドはメンバーチェンジを行い、よりハードでソリッドな音へと変わっていき、それにつれてバンドも成功を収めていきます。
ジョン・ロードのキーボード演奏は、時として「白玉(しろたま)キーボード」などと言われることもありました^^;。要は二分音符と全音符ばっかり弾いてる、という意味^^;。まぁ、そんなにいつも「白玉」なわけでは無いんですけどね。少なくともデビューしてしばらくのあいだは、スタジオでもかなり意欲的なソロやパッセージを聴かせてくれています。ライブではかなり後期になっても。そしてデビューの「Hush」のイントロも大変印象的。
少なくともジョン・ロードの音楽的な基盤はクラッシックやジャズのウエイトが大きかったのだと思います。そういう点では、キース・エマーソンに近い資質だったのではないでしょうか。ただ、バンドとして選んだ方向性が、キーボードの活躍を控えめにさせた、ということなのでしょう。それができたからディープ・パープルというバンドは世界的な成功を収めたのだと思います。そのことはミュージシャンとしていわば「大人の対応」だったんでしょうね。冥福を祈りたいと思います。
ディープ・パープルというバンドは、一般的には「ヘビーメタルの元祖」と目されていると思うのですが、いわゆる第1期のあいだは少しプログレッシブの香りも含んだヘビー・ロックのバンドでした。これは初期の4枚ほどのアルバムがジョン・ロードの主導で作られたということです。その後にバンドはメンバーチェンジを行い、よりハードでソリッドな音へと変わっていき、それにつれてバンドも成功を収めていきます。
ジョン・ロードのキーボード演奏は、時として「白玉(しろたま)キーボード」などと言われることもありました^^;。要は二分音符と全音符ばっかり弾いてる、という意味^^;。まぁ、そんなにいつも「白玉」なわけでは無いんですけどね。少なくともデビューしてしばらくのあいだは、スタジオでもかなり意欲的なソロやパッセージを聴かせてくれています。ライブではかなり後期になっても。そしてデビューの「Hush」のイントロも大変印象的。
少なくともジョン・ロードの音楽的な基盤はクラッシックやジャズのウエイトが大きかったのだと思います。そういう点では、キース・エマーソンに近い資質だったのではないでしょうか。ただ、バンドとして選んだ方向性が、キーボードの活躍を控えめにさせた、ということなのでしょう。それができたからディープ・パープルというバンドは世界的な成功を収めたのだと思います。そのことはミュージシャンとしていわば「大人の対応」だったんでしょうね。冥福を祈りたいと思います。
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