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NHK-FM 「80歳ミッシェル・ルグランの軌跡」のこと [音楽]

おとといと昨日の午後は、仕事をしながらFMで「80歳ミッシェル・ルグランの軌跡」という特別番組を聴いていました。時折席を外すので、100パーセントの時間を聴いていたというわけでもないのですが。二日間に亘って2時間ずつ、というたっぷりとした内容で、なかなか聴き応えがありました。

映画音楽とジャズピアニストというのが、私のミッシェル・ルグランに対する認識でした。ところが番組を聴いているうちに、それだけでは足りないようだ、という気がしてきました^^;。かなりの数の歌を書いていて、ソング・ライターとしての仕事の量がかなりのウエイトを占めていたようです。

もちろん映画音楽の仕事で世界に知られた人ですし、ジャズピアニストとしては独特の音楽を作り出したと思います。ただ、映画の中の歌も含めて、数多くの歌を作り出したという仕事が大きなものである、ということに気づきました。想像以上にたくさんカバーされていますし、英米のミュージシャンともたくさん仕事をしています。

彼の作品のうちで「ロシュフォールの恋人たち」という映画の中で歌われる、「双子姉妹の歌(La Chanson Des Jumelles)」という歌があります。原曲はジャズワルツ風の軽快な感じのアレンジで、姉妹で歌っているというものなのですが、番組の中でEnzo Enzoという女性の歌ったバージョンが聴けました。これがアコースティック・ギター一本で、ボサノヴァ風アレンジという、なかなかのもの^^。フランス語でのボサノヴァってとてもいい感じです^^。

この「双子姉妹の歌」の原曲を聴いていて、ふと「R.O.D」のOVA版の中で、読子さんが本屋さんに出かけるときにバックで流れる曲(OVA版第1話のエンディング曲)の雰囲気に似ているな、とちょっと思いました。R.O.Dの方はインストルメンタルなんですけどね^^;。こちらは速めのテンポのジャズワルツ。

そういえばルグランさんは三拍子の曲をけっこう書いていますね。最近のポップ・ロックは日本にしても英米にしても、三拍子の曲って少なくなっているなぁ。スローな三拍子、速めの三拍子ともにあまり聴けなくなっているような気がします。なぜなんでしょうね^^;。やっぱり「流行ってない」ということなのでしょうかね、これって^^;。

追記:「La Chanson Des Jumelles」は三拍子の曲ではありませんでしたね^^;。三連符はけっこう出てくるので、ついそのつもりで書いてしまったみたいです。この記事を書いたあと、仕事中に口ずさんでいて、気がつきました^^;。いくら「風」と言っても、これはイカんでしょ。ということで書き改めております^^;。R.O.Dの曲は岩崎琢さんが書かれた、こちらはホントに三拍子の小粋なジャズワルツ^^。岩崎さんも、もしかしたらお好きかな、ルグラン。と思って書いてみたのでございます^^。
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