Is This Love

新年明けての初めての「この１曲」は、Whitesnakeの「Is This Love」です。もちろん前回が辰年のラストを飾る歌でしたから、巳年のスタートにちなんでの選曲＾＾；。とは言うものの、蛇にちなんだ歌はなかなか無くて、バンド名にいくつか散見される程度。結局はいちばん有名かと思われるこのバンドの作品になりました。

ホワイトスネイクというバンドは、ディープ・パープルに在籍した三代目ボーカリスト、デヴィッド・カヴァデールのバンドです。ボーカルのカヴァデール以外のメンバーは入れ替わりが激しく、バンドしての常態はなしていない感じです。かなりのビッグ・ネームも在籍したりしてはいたのですが、とどのつまりはほぼ「バックバンド」と言う存在でした。

結成初期には、かなりハードなサウンドでごりごりと押すようなところもありましたが、「Is This Love」が全米シングルチャートで１位を獲得した頃には、かなり耳当たりのいいサウンド、まぁもう半歩でいわゆる「AORロック」のバンドというところにいたと思います。セールス的には大成功と言っていい状況になりましたが。

もっとも、スタジオ製作のシングル曲がそんな感じだからと言っても、ライブはかなりのハードサウンドが炸裂していたようです。バンドを維持した上で、アメリカで成功するためにはいろいろと苦労と言うか工夫も必要なんだろうと思います＾＾；。特にアメリカの音楽シーンの場合はいろいろと＾＾；。そんな感慨を抱いてしまうという意味では、ある種典型的なバンドかも知れません＾＾；。

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