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Dancing in the Streets [音楽]

さて今回の「この1曲」は「Dancing In the Streets」です。Martha Reeves and the Vandellasが1964年の6月にリリースして、夏にかけての大ヒットとなりました。全米では2位を獲得、The Rolling Stone Magazineのオールタイム500グレーテストソングでも40位にランクされています。60年代のコンピュレーションものCDなどでも欠かせない曲になっていますね。

前回からのつながりは、アーティスト名が日本語的には音律で韻をなしている、ということで^^;。英語的には全然韻を踏みませんが^^;。ただし実はこの曲がヒットした時点では、Martha and the Vandellasというグループ名だったんですけどね^^;。

コーラスグループとしてのヴァンデラスは、いくつかのヒットもありモータウンレーベルを代表する存在ですが、グループとしては後輩に当たるシュプリームスが大ヒットを連発したこともあって、やや冷遇されている感じです。代表曲はコンピュレーションに欠かせませんけれどね。マーサ・リーヴスものちにはソロとして活動しますが、シュプリームスのダイアナ・ロスに比べてしまうと、やはりやや影に隠れる感じです^^;。先輩なんですけど^^;。

この曲にまつわるエピソードでちょっと面白いのは、作者として名を連ねている中にマーヴィン・ゲイの名前があること。そしてどうやら彼はバックでドラムスも担当しているらしい、という話です。ドラマーでもあったのね。それと、この曲の歌詞が「街へ出て踊ろう」という内容を含んでいて、このために街中での騒動を誘うという理由から、一部では放送禁止の憂き目にも遭ったようです^^;。60年代のアメリカは、いろいろ政治的に騒がしかったですからね。そのせいもあるのかな。

この曲は、多くのカバーがありますが、いちばん知られているのは1985年の夏にDavid BowieとMick Jaggerがデュオでヒットさせたバージョンでしょうね。このふたりが組む、ということだけでもずいぶん話題になったようです。このデュオがどのようにして成立したか、ということについてはLive Aidとの関わりがあるとのこと。なんか唐突にデュオでシングルが出た感じがしていますが、チャリティという背景がありました。歌いっぷりはいい感じに仕上がっていますが、マーサ・リーヴスの放り投げるような突き抜けた歌唱から受ける高揚感は、こちらには無いような^^;。

なにしろデビッド・ボウイは、先日亡くなった大島渚さんの1983年の作品「戦場のメリークリスマス」にも出演したちょっとあとで、人気の絶頂期に当たりましたから、この曲のヒットも当然だったかも知れません。大島さんの訃報の特集などで、この映画の映像が何度も放映されましたが、デビッド・ボウイの美男ぶりってのは凄いもんだと思いました。まあなかなか話題の多いヒット曲なのでございます^^。
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