Jack & Diane

「Jack & Diane」はJohn Mellencampの1982年夏のヒットです。ただし、この曲がヒットした時点では、彼はJohn Cougarという芸名でソロデビューしたシンガーでした。この曲のヒットのすぐあとにJohn Cougar Mellencampと改名し（と言うかアーティストの名義変更ですな＾＾；）、さらに数年ののちようやく本名に戻ることができて、John Mellencampを正式に名乗ります。

音楽ビジネスの上ではMellencamp（メレンキャンプ）と言うやや風変わりな姓が不利に働く、とマネージメントなどから芸名を（半ば強制的に）名乗らされた、と言うことらしいです。Mellencampと検索しても、彼のこと以外はほぼ皆無なんですからね＾＾；。やはり珍しい苗字なんでしょうかね。そのせいでけっこう苦労した、と言えるのかな。

曲の方はと言えば、エレキとアコースティックのギターの絡み合った、なかなか聴かせるアレンジがなされていて大変印象的です。歌詞はちょっと投げやりな感じの人生論を、恋の歌に託してあるような、少し難解な気もするものですね。チャートでは全米１位を獲得しています。一度聴くと印象に残る曲に仕上がっています。

それにしても、芸名が「クーガー」というのも凄いものです＾＾；。「アメリカライオン」とも呼ばれる北米から南米にかけて生息するヤマネコのことですからね。まぁご本人はちょっとハードハンサムな青年でしたから、そういう芸名になったのでしょうけど、本名に誇りがあったらしいことは、のちに芸名を本名に改めたことでもわかります。きっと嫌いだったんでしょうね、芸名＾＾；。この曲自体はクーガーと名乗っていた時代のものですが、80年代を代表する１曲になっています。やはり名曲＾＾。

タグ：ジョン・メレンキャンプ やはりこの１曲