ささみさん@がんばらない 最終話＾＾

毎週楽しみに見ていた「ささみさん@がんばらない」も最終話を迎えました。私はそれなりに楽しめたんだけど、なんだかあんまり評判は芳しくはない感じのようです＾＾；。解りにくいってことみたいですけど、確かにほんの少しでいいから、日本神話について知っているとストーリーについていきやすいかな＾＾；。説明や注釈はあんまりしない展開だったし。

例のごとく原作は未読ですが、本で言うと何巻分ぐらいなんだろう。だいたい深夜アニメの１期めって２期めについての計画無しで始まってるから、原作の中身をちょっと詰め込む傾向はありますよね。「ささみさん」も12回の中にエピソードとしては４つを入れ込んでると思うので、少し煩雑な印象は残りました。

まぁストーリーとしては、「種明かし」をあとから見せていくという形になっていて、そこがちょっと狡いかな、と思ってしまいます＾＾；。ある意味なんでもあり、と言うのは場合によっては物語の散漫さに繋がりかねないかな、と。「私はあらかじめそこにいた」というのを、いちばんあとから言われても。確かにあの時声が違ったね、と思ったことはありますが＾＾；。

オープニングの最初のささみさんのポーズが「ハルヒ」に似ている、というのは私だけでなく多くの人が感じていたようでした。あとからその辺が世間から聞こえてきて、ちょっと困ったけど（記事に書いちゃってたから）。まぁこの原作は、一種の「ハルヒ」へのアンサーストーリー風味を意識して作られた作品のようです。ささみさんは自分の力を意識しているから「がんばる」のはやめたくなった、という。その点ハルヒは力を意識していないがゆえの天衣無縫が可能だ、ということなんでしょうね。

そういったストーリーとは別に、このアニメ作品のキャラクターにはとても楽しませて貰いました。特に邪神かがみ役の花澤香菜さんは、普段あんまり聴けない「暗めのトーンで気合いを籠める」声が聴けたのが嬉しかったです＾＾。邪神つるぎ役の斎藤千和さんの腕白ぶりも楽しかったし、邪神たま役の野中藍さんの可愛さもなかなかのものでした＾＾。ささみさん役の阿澄佳奈さんの投げやり具合も楽しかったし。声の面ではいろいろ楽しませてもらいました＾＾。

私としてはかなり面白く見ていたのですが、どうやら世評は盛り上がりには至らずということのようでした＾＾；。なので２期は難しいかも知れないな、と思いつつなのですが、もう少し見てみたいなという気はいたします。そうそう、毎週のエンドイラストの登場の度合いも、ささみさんご自身よりは邪神三姉妹のウエイトが高かったかな＾＾；。絵描きさんからの人気ってことなんでしょうか。ともあれ、スタッフ、キャストの皆さま、お疲れさまでした＾＾。

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