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もう少し有頂天家族 第13話、最終話のこと^^ [アニメ]

もう少し書き足りないような気もしたので、「有頂天家族」の最終話のことを。まぁ断片的なことになりそうですが^^;。前記事は「最終話」とタイトルで言いながらも、最終話の中身にはあんまりふれませんでしたしね。まぁ12話までのお話の展開から、どういう風に着地するのかというところに興味は集中していました。しかし、結局のところ赤玉先生のひと暴れでかたがつくという^^;。
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にしても、先生飲み過ぎでございますよ^^;。この先生も含めて「おっさん」や「ジイさん」の元気なお話でもありました。特に赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊のやんちゃというか腕白というか、はたまた偏屈というか依怙地というか。物語のポイントというポイントで、この人を中心に話は回ります。人じゃないけど^^;。
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このふたりの関係性って、結局謎を孕んだままですよね。単なる「困ったジイさん」と「哀れなさらわれ娘」とも言えないし。もちろん師匠と弟子でもあるわけだけど。「恋人」ではないよね、たぶん^^;。にもかかわらず赤玉先生の執心ぶりは尋常にはあらず。関係性が進展していないままなのはこちらのふたりの方もおんなじ^^;。
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お互いに好意は抱いているものとは思いますが、海星が姿を見せようとはしない理由も謎のまま(矢三郎は見ようとトライしてますが失敗してるね)。許婚と言うにはまだ「自分は子供過ぎる」という自覚が海星にはあるのかも知れません。謎と言うなら夷川の母は出てこないのか。また金閣・銀閣の上にもうひとりいるはずなんだけど、これもどうしたのか。早雲の行った先の「温泉」とはどういう暗喩をはらんでいるのか(すなわち鍋の湯の中なのか^^;)。などなど。

まぁ、最大の謎は弁天という人物で、前記事でこの人のことを「人間離れ」していると書いてしまいましたけど、理由不明の涙を見せたり、「面白いこと」ならなんでも好きだったり、その行動のおもむくところはまことに人間の欲そのものの化身のようでもあります。最終話の終りで赤玉先生のところに戻っているのも動機は謎なのでありますし。自分をさらってきた天狗への意趣返しのつもりで、蹴落としたり金曜倶楽部に入ったりしてはみたものの、それも虚しかったということなんでしょうか。

まだ書きたいこともあるような気がしますが、まずはこの辺で。最後にこの作品のなかで見つけた、ちょっとしたいたずらというか。「狸出没注意」かな。
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こういうのって、たいてい作画スタッフが勝手に入れていたりするんですよね。最終話の初詣でのところで、矢四郎が母と手をつないで体を揺すっているところとかもそうですけど。絵コンテで指示されてはいないでしょうね、恐らく。こういう遊びの入る作品って、スタッフに愛されているんですよね。作り手をも楽しませる作品だからこそ、こうしたことも起こってくるのでしょう。この作品の2期はとても見てみたいと思うけど、あるとしてもずいぶんと先のことになりそうです。とにかく気長に待っていようかと思っていますよ^^。
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