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<物語>シリーズ セカンドシーズン 最終回 [アニメ]

2クールに亘って続いてきた「<物語>シリーズ セカンドシーズン」が、最終回を迎えました。実際には書籍としての作品が何冊かに分かれて出ているわけですから、アニメ作品全体のタイトルとしては、少し締まりのない名称になってしまうのもやむを得ないところ^^;。あいだに何本かの「総集編(しかも過去の作品の)」を挟むという「奥の手」を使いつつも、なんとか完走できたのは良かったです^^;。心配してましたから。

相変わらず原作は未読のままですから、アニメとしてのシーンや台詞の取捨選択については、私は何も分かりません。ただ、小説として文字で読むよりは、はるかに場面のイメージなどが掴みやすくはなっているんじゃないでしょうか。声優の皆さんの好演技とも相俟って、楽しめるものになっていたと思います。神原駿河の物語がまだなのは気になりますが^^;。

それぞれのヒロインたちの物語で感じるのは、「業(ごう)」の重さということでしょうか。あるいは心の執着と言えるかも知れません。一概にすべてをくくってしまってはいけないでしょうけど。各自が執着するさまざまなことから、解放され、あるいは受け入れることで一歩昇華される、そんな物語群のように思えます。

「昇華」されたことで姿を消してしまったらしい八九寺真宵のことは気にかかります。「別れのシーン」がきちんと描かれていなかったのは、あるいは何かまだ隠されていることがあるかのかも、と勘ぐってはおります^^;。いずれひょっこりと現れるのではないか、とね^^。

神になった撫子には凄絶な美しさがあるな、と思っていたら貝木が同じことを思ってしまっていて、ちょっと残念でした^^;。ヤツでさえ思ってしまったか、と。白蛇の髪、赤い瞳というその造形には美しさがありました。もっとも、恥ずかしさからあんなに取り乱してしまっては、やはり神サマ失格^^;。戻ってきて正解でしょう^^。

私としてはシリーズのかなりの部分で、主要な役割を演じる忍野忍が印象的です。坂本真綾さんの演技とも合わせて、この作品の主軸となっていました。いささか派手な負けっぷりも描かれていますが、なんだか意識的に負けて見せていたような感じも受けています。ホントのところはどうなんでしょうね^^;。

来年の早い時期には「花物語」も映像化されるようですし、「傷」がどうなっているのかは気になりますが、まぁ気長に待つことにいたしましょう。さらに小説も続編が書かれつつあるようですし、それらもいずれは映像化されるのではないかと期待しています。私としては、登場人物たちに会えるということが楽しみなのですから、とにかく待っていることにいたしますね^^。
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