3月11日も過ぎていきます [季節]
あれからもう3年が過ぎていったなんて、こういう感覚というのはどういうところから生じるのでしょう。つい昨日のことのようでもあり、はるか彼方の出来事のような感じもします。こうやって書いていても、単語をいくつか書いては書き直しながら、記憶と経験とを呼び覚ましていく不思議さがあります。
あの日の午後、突然に柔らかさを持ってしまったような揺れ方をしているアスファルトの路面を見ながら、頭の中の冷静な一部分が「こんな揺れ方は初めてだ」と、ずっとそう思っていた記憶があります。なぜか断片しか記憶に残らない、でもはっきりとした夢のような。
3年が過ぎてもやはり記憶は残ります。恐らくはこれからもずっとそうなのでしょう。寒さから春に向かっていく季節に、こんな記憶が残っていくというのも、あるいは日本的と言えるのかも知れません。命の芽吹き始めるこの季節に、多くの命のことを思い起こすことは無意味では無いはずです。そう信じたいと思っています。
あの日の午後、突然に柔らかさを持ってしまったような揺れ方をしているアスファルトの路面を見ながら、頭の中の冷静な一部分が「こんな揺れ方は初めてだ」と、ずっとそう思っていた記憶があります。なぜか断片しか記憶に残らない、でもはっきりとした夢のような。
3年が過ぎてもやはり記憶は残ります。恐らくはこれからもずっとそうなのでしょう。寒さから春に向かっていく季節に、こんな記憶が残っていくというのも、あるいは日本的と言えるのかも知れません。命の芽吹き始めるこの季節に、多くの命のことを思い起こすことは無意味では無いはずです。そう信じたいと思っています。
タグ:3月11日
2014-03-11 23:38
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