Rain on Me

さて、前回たまたま雨にちなむ曲を取り上げたので、まぁシーズンにちなんで今回も雨がらみ＾＾；。英米の歌でも雨は歌われますけど、日本の歌ほどの数は無いんじゃないかと思います。やはり連想する要素としては、涙とか実らない恋とかが多いのかな。そのあたりは似てると思うけど。

「Rain on Me」はJane Weidlinの1990年のアルバム「Tangled」の劈頭を飾る１曲。曲の始まる前に雷鳴が効果音として入っています。こんな感じの効果音って、一時期はけっこうあって、雷鳴や雨音や笑い声、そして狼の遠吠え＾＾；。これはDeep Purpleのデビューヒットの「Hush」ですね。ユーミンの「Cobalt Hour」の冒頭には軽飛行機のエンジン音が入り、アルバム最後の最後にも同じようにエンジン音が聞こえて来るという仕掛けになっています＾＾。

閑話休題、ジェーン・ウィードリンという人はThe Go-Go'sというバンドにいて、女性だけのロック・バンドとして初めて全米１位を獲得したりしています。ソロになってからは、それなりには知られていたとは思うんですが、大きなヒットは出せないまま、現在に至っています。今も現役で声優などもやってるらしいです＾＾。

いわゆるちょっと可愛い感じの声質のボーカルで、アメリカの音楽シーンで大きな成功を収めるのは、なかなか難しいんじゃないでしょうか。アメリカで受ける女性ボーカルの声質っていうものが、明らかにありますからね。存在感は独特のものがあって、このアルバムは私もかなり好きなんですけどね＾＾。

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