クリストファー・ホグウッドのこと

ホグウッドが亡くなった、というニュースはすでに数日前のものですが、先日のブリュッヘンといい、古楽演奏といわれる分野の先達が立て続けに世を去ってしまいました。メジャー・レーベルに多数の録音を残していただけに、特にCDでの音楽享受が重要な日本では、大変知られた演奏家でした。

モーツァルトの交響曲全集などは評価もされていたようです。我が家のCDを調べてみたのですが、この人の盤がほとんど出てきません＾＾；。なんでかな。手が回らなかったのかも知れませんが。えーと、「アルルの女」を、初演当時の劇場音楽としての編成で演奏した、というのが１枚ありましたね。

私は古楽（ピリオド楽器）の演奏という場合、最初に考えるのがフランスのHarmonia MundiやAstree、それにSeonといったレーベルに属していた人たちのことでした。録音された音が気に入っていたこともあるし。なので、結局ホグウッドの盤には手が伸びなかったのかも知れません。

放送などで演奏を耳にすることも多かっただけに、死去のニュースを聞いたときには驚きました。近年の平均から見れば、まだまだ元気で活躍を続けてもおかしくない年齢でしたし。ご冥福をお祈りします。

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