SSブログ

Blame It on the Bossa Nova [音楽]

表題の「Blame It on the Bossa Nova」は、Eydie Gormeが1963年1月にリリースしたシングルで、全米7位を記録して、彼女のシングルでは最高位に到達しています。軽快なポップナンバーなんだけど、音楽としての「ボサノバ」の雰囲気はまったくありません^^;。まぁこの感じは「ラテンポップ」なのかな。

イーディ・ゴーメは本名(というか出生名)Edith Gormezanoさんだそうでニューヨーク生まれ。イタリア系の苗字ですね、これって。で、芸名はファースト・ネームが愛称プラス姓は短縮。こうやってなんとなく出生の血統を曖昧にしているのかどうか。こういう姓の由来をなんとなくぼかすような感じって、アメリカの50、60年代のシンガーに多いように思います。

あと綴りが複雑だったり長い姓の持ち主は、のちのち80年代あたりでも、芸名を名乗ったり短縮したりするわけですね。ご本人の意向とは必ずしも一致していない場合も多々あったようです。John Mellencampの例とかね。メレンキャンプなんて長いよー、と言われたみたいですが、だからと言って「ジョン・クーガー」なんていう芸名もどうかねぇ^^;。ご本人は気に入ってはいなかったそうで。

イーディさんは、ご自分の芸名が好きだったかどうかは分かりませんが、アメリカの音楽業界が「ビジネス」と割り切っちゃうところが、こういう芸名の付け方にも現れますね。覚えて貰わないとしょうがないよってことでしょう。日本の場合だと、珍しい姓なんかはちょっと敬遠されることもあるけど、本名のままって人も最近は多いと思います。

聴いていてこの曲の間奏部分が似てるなーと思っていたら、やはり大瀧詠一さんの「恋はメレンゲ」の「元ネタ」として一部では知られているようです。歌のメロディーはかなり違うんだけど、確かにコード進行はおんなじみたいだし、間奏はほぼ同じ。と言うか、恐らくは間奏を同じにしてヒントにしてあるのではないか、とも思えます^^;。「ほら、気がついたでしょ」とか言いそうだなー。ね、そんな気がしますよね^^。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。