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Don't Think Twice, It's All Right [音楽]

タイトルに動詞の入った(できれば命令形の^^;)の曲、ということで繋いでいる「この1曲」シリーズ。今回は御大Bob Dylanのごく初期の名曲のひとつで、「Don't Think Twice, It's All Right」です。んー、正式には真ん中にカンマがはいるのが正しいようですね。よく知られた歌だと思います。

「まぁあんまり考えるなよ、それでいいよ」みたいな意味でしょうけど、それこそ意味合いにはあんまりこだわらなくてもいいのかも知れません。邦題は「くよくよするなよ」というものですが、これは端的にうまく言い表してますが、後ろ半分の「It's All Right」は省略してしまっています。まぁそれでもいいんじゃない、と歌に合わせて言ってしまいます^^;。

1963年のアルバム「The Freewheelin' Bob Dylan」に収められていますが、シングル「Blowin' in the Wind」のB面としてもリリースされています。結果的に名曲が両面に収まった、なかなか凄いシングルですね。カバーとしてはPeter, Paul and Maryが同じ1963年に出したものがヒットしていますが、ほかにも多数のカバーがあります。

あちらこちらに多大な影響を及ぼしたディランですが、なにしろ一時期にはビートルズのジョンやストーンズの曲作りにもその影響が見えます。日本のね、例えば高田渡さんや岡林信康さんあたりには、それこそ人生が変わってしまうような影響を及ぼしています。日本では独特の歌い回しの影響は大きかったようですね。

ところがしばらく経つとボブ・ディラン自身が音楽を変化させて、ギター1本の弾き語りを脱するは、枯れた声で訥々と歌のもやめちゃうは、となかなかな転身を遂げていきます。面白いもので、変化していくことに抵抗のあった人たちから非難されたりもしたみたいです。思うがままに表現していくことが、必ずしも受け入れられるとは限らないってことでしょうかね^^;。
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