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街を歩く 巣鴨と庚申塚 第2夜 [写真]

さて第2夜。前記事の続きになります。こちらを先にご覧になった方は、よろしければ前日の記事からどうぞ。さて、一見袋小路のような路地の奥に、狭い敷地の建てられた家を見つけて、ついふらりと路地に入り込んだところから^^;。袋小路ではなくて、左側に少し折れ曲がったあと直角に2回曲がれば、元の通りへと戻れるという細道でした。こういう道の構造はなんて呼ぶのだろう。正式な名称ってあるんでしょうか。
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とにかく二度曲がってみると、右手は学校の校庭で左はアパートという、ほとんど通り抜け禁止かと思われるような(抜けるなとは書かれていなかったけど)、細い道ともつかず建物の隙間とでもいうところを通ります。近道にさえなっていないし。でもまぁ、さすがに元の道に出てきた時にはちょっとほっとしました。続いては庚申塚の先にあるお店の店頭のようす^^。
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雑貨屋兼古着屋さんみたいなお店ですが、看板の一部に妙な絵を発見^^;。なんだかやっつけ仕事めいているのに、力の入った絵柄です。何を描きたいのか、はて^^;。さらにしばらく歩いていくと、サザエ堂と呼ばれるお堂が建っています。固有名詞なのかと思ったら、ある形式で建造された建物の総称らしくて、関東や東北のあちらこちらに分布しているらしいです。その一角にあったタコの像^^;。なぜタコなのか。
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なんだか三陸地方の街と関係があるようなんですが、ちゃんとメモに書いてきませんでした^^;。とにかく「祀られて」いることは確かのようです。絵馬なども掛けられていて、それなりの風情はあります。が、なぜタコなのかは分からずじまい^^;。

やがて道は広い道路を横切ります。すなわち明治通りですね。向こう側に渡ると、地名としては滝野川になります。商店街というよりは、むしろ工場と問屋の街といった風情です。明治通りとの交差点には、凝った造作の建物が一軒ありました。
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何となくですが、元はレストランか何かであったような感じ^^;。で、今は時計屋さん。組み合わせのバランスがちょっと面白いですね。たぶん建てるときに意識的にやったのではないかと思われる、外装の崩し方と言うか汚し具合が、けっこううまくいってる気がします。いい雰囲気に仕上がってます^^;。そして最後に滝野川の街並みの中にあったお店の店頭。
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たわしを作ってる会社で小売りも兼ねてるというお店の、マスコットのようです。たわしでできたフクロウ。なかなか可愛い出来映えかな^^。

というわけで巣鴨と庚申塚という、どちらも生き物の名前に由来する名の土地にふさわしく、「街角の珍生物たち」みたいな構成になっちゃいました^^;。日が延びたとはいえ、まだ夕方の訪れは早めで、しかも日が落ちるに従って曇り空になっていくという、やや光線状態の厳しい撮影ではありました。例のごとく、ほぼすべての撮影は絞りをF8に固定してISO400で撮っています。

さらに終りの方になるとISO800にしてます。それだけ日が弱くなってました。巣鴨からほぼ一直線の道を北西に歩いたわけですが、巣鴨地蔵通りから離れていくに従い、人通りがまばらになっていくのが見て取れて、なるほど「観光化」するっていうのは、商店街にとっては大事なことなんだと思わされました。

もっとも私としては昭和の色を残す街並みをゆっくりと眺めることが出来たのは、むしろ後半の庚申塚から滝野川にかけてでした。のんびりした街の風情があって面白かったし、住んでいる人達の息遣いのようなものも感じられたと思います。またいずれ、ほかにも気になっている街もありますから訪ねてみるつもりですが、その時にはまた記事にしようと思います。なかなか楽しい街歩きでございました^^。
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