Besame Mucho [音楽]
このところ動詞の入ったタイトルで、できれば命令形の曲、というくくりで繋げている「この1曲」シリーズですが、今回はラテンの名曲「Besame Mucho」です。1940年にConsuelo Velasquezというメキシコの女性ピアニスト・作曲家が書いた曲ですが、つまりは作詞も彼女によるものです。なんでも16歳の誕生日の前に書いたんだとか。
「ベサメ・ムーチョ」というスペイン語は「たくさんキスして」といったところでしょうか。一応命令形ではあるのですが、スペイン語ではちょっとしたお願いや、もう少し重たい「懇願」という時に命令形を使うんだそうです。だから訳としては少し軽いニュアンスにしておかないといけないとか。
それにしても1940年に書かれた曲がヒットしていく過程というのは、どういうものだったんでしょうね。とにかくラテン系の歌手やグループにたくさんのカバーがあります。変わったところでは、The Beatlesがレコーディングしたバージョンも知られています。EMIと契約する前のことのようですけど。
1960年代の初頭には、イングランド北部の青年たちにも知られた曲であった、ということになりますね。日本でも恐らくその頃には知られていたんだと思います。60年代と70年代にかけては、英米のポップスだけでなくて、数多くの「その他の言語」の歌が、日本に輸入されヒットしていました。
まぁアメリカ国内でも、イタリア語やスペイン語の歌がヒットしていたわけですけどね。数はそう多くはないにしても。そういう意味での「多様な」音楽は、やがて自国内でのポピュラー音楽の多様化によって、他国からの輸入がほとんど顧みられなくなっていきます。その辺の事情は日本でも似たようなものですが、ネット時代に入ってからは、突如として東欧などの曲が日本でヒットしたりする現象が現れ始めているのは面白いですね^^。
「ベサメ・ムーチョ」というスペイン語は「たくさんキスして」といったところでしょうか。一応命令形ではあるのですが、スペイン語ではちょっとしたお願いや、もう少し重たい「懇願」という時に命令形を使うんだそうです。だから訳としては少し軽いニュアンスにしておかないといけないとか。
それにしても1940年に書かれた曲がヒットしていく過程というのは、どういうものだったんでしょうね。とにかくラテン系の歌手やグループにたくさんのカバーがあります。変わったところでは、The Beatlesがレコーディングしたバージョンも知られています。EMIと契約する前のことのようですけど。
1960年代の初頭には、イングランド北部の青年たちにも知られた曲であった、ということになりますね。日本でも恐らくその頃には知られていたんだと思います。60年代と70年代にかけては、英米のポップスだけでなくて、数多くの「その他の言語」の歌が、日本に輸入されヒットしていました。
まぁアメリカ国内でも、イタリア語やスペイン語の歌がヒットしていたわけですけどね。数はそう多くはないにしても。そういう意味での「多様な」音楽は、やがて自国内でのポピュラー音楽の多様化によって、他国からの輸入がほとんど顧みられなくなっていきます。その辺の事情は日本でも似たようなものですが、ネット時代に入ってからは、突如として東欧などの曲が日本でヒットしたりする現象が現れ始めているのは面白いですね^^。
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