SSブログ

夏のシンフォニー [音楽]

真夏を少し過ぎて、旧のお盆が終わる頃になると、さすがに夏の終りの予感も漂う季節になります。たいていの年はまだまだ暑くてたまりませんけど。なんとなく夏の雰囲気をまとっている交響曲もありますね。私の勝手な印象ではありますが。私が夏っぽいなぁと感じるのはベートーヴェンの第6番とマーラーの第3番の2曲。

「田園」は5月頃でも合ってる気もしますが、何しろ途中で雷雨が来ますからね。やはり印象は6月から8月かな。で、第1、第2楽章の雰囲気なんかは8月に似合っていると思います。5楽章あることや表題が付けられていること、3拍子系で書かれた楽章が3つもあることとか、ずいぶんと特徴のある曲なのに、それをあまり感じさせない、不思議な魅力を持った曲でもあります。

マーラーの第3番はマーラー作品中、最も演奏時間の長い曲でもあります(確かそうですよね^^;)。1時間40分前後かかります。でもってこの第1楽章がまた恐らく作曲者の書いた楽章でも、トップの長さを競います。細かく見ればいくつかに分かれていますから、実質そんなに長さは感じませんけど。

マーラー自身が当初は「夏」に関連した表題を付けていたし、この曲には夏っぽさがたっぷりです。第3楽章の終結部には、一瞬嵐のような荒れ狂う音響も登場します。このあたりも夏の印象ですね。ベートーヴェンもそうですけど、夏と言ってもやはり湿度と温度は日本ほどには高くない感じなのが、やはり欧州の気候でしょうか。どちらも大好きな曲でございます^^。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。