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カラヤンとラインスドルフのベートーヴェン交響曲全集 [音楽]

タイトルが長い^^;。それはともかく、少し前にクリュイタンスの全集を買った時に、カラヤンとシューリヒトのも買うかもね、とか書いたんですが。それからあまりあいだを置かずに、カラヤンのものとラインスドルフのものを入手してしまいました。カラヤンのはフィルハーモニア管との1回目のヤツです。こっちは中古ですけど。

中古なんだけど、見た感じはほとんど新品できれいなものです。こういった「ほぼ新品」の中古CDって、最近はよく見かけるようになりました。ま、事情はほぼ理解してますけどね、間違いなく^^;。
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1951年から55年にかけての録音で、さすがに51年のものは音に古さも感じますが(あくまで録音の話)、55年ごろのものだと、ずいぶんときれいな音に録れています。個人的にはこの時代のカラヤンはかなり好きです。それ以降の(60年代以降の)カラヤンは、どうもあんまり好きになれません。まぁ全部聴いてるわけじゃないんですが。

演奏面では、かなり早めのテンポを取っているものが多く、ひと言で言っちゃうと「突進するぺートーヴェン」でしょうか。同時代にフルヴェンさんとBPOが存在していたわけで、違った方法論に貫かれている、という見方もできそうに思います。

で、届いたCDを聴きながらあちらこちらと眺めていたら、ラインスドルフの全集を見かけたわけです。かなりのお買い得で^^。「このところEMIばかり買ってるし、アメリカ録音+アメリカのオケ+ドイツ系指揮者も聴いてみたいな」という思考から、あっさり買ってしまいました^^;。
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さすがに60年代半ばから終り頃にかけての録音ですし、サウンドの面での不満はありません。ボストンというオケの水準の高さも窺わせてくれます。演奏面では、せかせかしない、どちらかと言えば悠々とした風情のある演奏で、あえて言うなら「品格のある」と表現してもいいかな。

このところ集まったベートーヴェンの交響曲のCDボックスはこんなところです。
four_b_syms.jpg

サヴァ先生のヤツはブラームスとも合わさっての8枚組ですから、箱が厚くなるのも当然です。それを別にすれば、カラヤンの箱の厚みがもっとも厚く、ラインスドルフが一番薄い^^;。クリュイタンスはその中間という、何やら興味深いものです。まぁメーカーも違うし一概には言えませんが。

まだ全部は聴いてませんが、いずれもそれぞれに良さがありますね。私は新しく手に入れた全集は、たいてい最初に3番から聴いて、次に6番、それから2番、4番、5番みたいな順で聴いていきます。しばらくは楽しみながら、少しずつ聴いていくつもりでいます^^。
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