I Can't Stop Loving You [音楽]
今回の「この1曲」シリーズは、名曲の誉れ高い「I Can't Stop Loving You」です。元々のオリジナルは、Don Gibsonというカントリー・シンガーが1958年にリリースしました。さほど話題にはならなかったようで、全米では81位というデータが残っています。
この曲を最初にヒットさせたのはRay Charlesで、1962年にリリースされたシングルは全米1位に登り詰める大ヒットとなりました。レイさんにはほかの曲でご登場いただいてますので、今回は違うバージョン、すなわちElvis Presleyがライブ・アルバムに残したバージョンで。
まぁ何を歌ってもエルヴィスという人なんで、この曲の歌いぶりもいかにも彼らしい仕上がりになってます。元をたどれば、わりとのんびりした感じのカントリー・ソングなんですが、レイ・チャールズがヒットさせた時点で、曲のムードが変化していますね。エルヴィスは、それをさらに激しくしたような歌になってます。テンポもかなり速め。
素朴さから派手めへとシフトした、と言ってしまえばそれまでなんですが、それにしても同じ歌の変容としては、興味深いですね。歌い手の個性も、もちろん反映しますけど。この曲でエルヴィスを代表させてしまうのは、ちょっと気が引けますが。
この曲には、60年代から70年代にかけて特に多くのカバーが出ています。ソウル寄りとカントリー寄り、みたいな分け方も可能だと思うけど、エルヴィスはソウル寄りでしょうね。独特の声と歌い回しが彼らしいし、何よりもエルヴィスの音楽のルーツをよく現していると思います。いわゆる「白人ソウル」の歌い手たちの原点のひとりなんでしょうね、彼って^^。
この曲を最初にヒットさせたのはRay Charlesで、1962年にリリースされたシングルは全米1位に登り詰める大ヒットとなりました。レイさんにはほかの曲でご登場いただいてますので、今回は違うバージョン、すなわちElvis Presleyがライブ・アルバムに残したバージョンで。
まぁ何を歌ってもエルヴィスという人なんで、この曲の歌いぶりもいかにも彼らしい仕上がりになってます。元をたどれば、わりとのんびりした感じのカントリー・ソングなんですが、レイ・チャールズがヒットさせた時点で、曲のムードが変化していますね。エルヴィスは、それをさらに激しくしたような歌になってます。テンポもかなり速め。
素朴さから派手めへとシフトした、と言ってしまえばそれまでなんですが、それにしても同じ歌の変容としては、興味深いですね。歌い手の個性も、もちろん反映しますけど。この曲でエルヴィスを代表させてしまうのは、ちょっと気が引けますが。
この曲には、60年代から70年代にかけて特に多くのカバーが出ています。ソウル寄りとカントリー寄り、みたいな分け方も可能だと思うけど、エルヴィスはソウル寄りでしょうね。独特の声と歌い回しが彼らしいし、何よりもエルヴィスの音楽のルーツをよく現していると思います。いわゆる「白人ソウル」の歌い手たちの原点のひとりなんでしょうね、彼って^^。
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