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鶴ひろみさんが亡くなりました [ひと]

さすがに辛いけどやはり書いておかなくてはなりません。たくさんの報道がありましたが、声優の鶴ひろみさんが16日の夕刻に急逝されました。高速道路の端に車を寄せて、ハザードを点灯させて、という状況を聞くにつけ、自分が同じ状況に遭遇したらどこまで行動できるだろうか、と考えてしまいます。果たして自分にそこまでできるだろうか、と。

ある時代にはまぎれもなくヒロイン声の第一人者としての人気がありました。みゆきの鹿島みゆき、きまぐれオレンジ☆ロードの鮎川まどか、めぞん一刻の九条明日菜と並べていくと、少しずつ違った個性ではありながら共通しているのは「正統派の美少女」を演じていること。そういった役柄を大変多く演じていました。

らんま1/2 熱闘編での久遠寺右京も、それらの役柄を踏まえたものだと思うし、ドラゴンボールのブルマも、あの物語の初期の設定である「漫遊記ギャグ」の中では、紅一点のヒロインそのものを演じていたのでした。のちに物語の性格が方向を変えてしまい、登場回数は減りましたが、現在までも役として演じられていました。

一般的なニュースなどでは「アンパンマンのドキンちゃん」という紹介のされかたがいちばん多かったと思います。こちらもまた現在も放映中の、息の長い作品ですから「代表作」として紹介されるのでしょう。ただ、私としては、80年代から90年代にかけての「正統派ヒロイン」としての鶴ひろみさんの存在感が大変印象的です。

出演作のリストを眺めながら、「軽井沢シンドローム」の箕輪みるくという項を見付けて、思わずにんまりもしてしまいました。あれにも出てたんだ、という驚きもありました。持ち前の輝きと伸びのあるお声は、やはり唯一無二の個性であって、演じていらした役と共に忘れることはできません。2017年11月16日、満57歳没。心からご冥福をお祈りいたします。どうか安らかに。
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