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If Wishes Came True [音楽]

今回の「この1曲」シリーズは、Sweet Sensationの「If Wishes Came True」です。1990年6月14日にリリースされています。前々回のこのシリーズの記事で、The Three Degreesを取り上げたので、そこから同じ3人組につなげるつもりでいたんですが、ちょうど5月初日になってたこともあって、曲を変えたといういきさつ^^;。

で、こちらの3人組はラテン系にルーツがあるんだそうです。1986年から活動を開始していますが、しばらくのあいだはヒットに恵まれませんでした。1990年にリリースされた「Love Child」というアルバムからシングルカットされた同名曲(Diana Ross & the Supremesの1968年のシングルのカバー)が、13位まで上がるヒットになって知名度が上がってきていたようですね。

そして表題曲がついに全米1位という大ヒットになります。しかし次のシングルは59位とぱっとせず、93年には早々に活動を停止してしまいます。その後は2005年に再始動して活動を続けているようです。ピークは大きかったけど短かったんですね^^;。やっぱり「一発」と見なされちゃうんだろうな。

イントロのキラキラした感じや、間奏でのギターのソロなんかも含めて、「重厚華麗なバラード」って言い方をしちゃうと誤解されるかな。でも私はそんな印象があります。もしかしたら歌っているメンバーにとっては、本来の自分たちのスタイルと曲想が合っていない感じがあったのかも知れません。その後の活動が低調だったりさっさと休止しちゃった理由なのかも知れない、と邪推してみたり^^;。

この3人組の当初のグループ名には「New York's」という語句が頭に付いていたみたいなんですが、ある時期から表記しなくなったようです。「Sweet Sensation」という言葉だけだと分かりにくいと考えたのか、あるいはほかに何かがあったのかは定かではありません。大ヒットを放ちながら短い期間で活動を終えてしまった彼女たち。曲のタイトル「願いが叶ったら」はちょっと悲しい皮肉にも感じられてしまいます。でも曲そのものは親しみやすいメロディもあっていい曲ですよ。下記で聴けますのでよろしければ^^。
https://www.youtube.com/watch?v=wwdjo4vlIv0
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