SSブログ

ワウリンカ・バブリンカ^^; [スポーツ]

テニスの4大タイトルの緒戦である全豪オープンも終り、優勝はジョコビッチ、錦織圭選手はベスト8という結果でしたが、私がずっと気になっていたのはスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka)選手の姓の日本語表記の「揺れ」です。ワウリンカ?バブリンカ?マスコミではふた通りの表記がありますね^^;。

国籍はスイスですが、ドイツ系の血を引いているということで、「外国語表記の現地語発音の原則」に従えば、「ヴァヴリンカ」がいちばん近い音でしょうか^^;。これだって不正確ってことになるでしょうけれど。だいたいカタカナでの表記は、二重母音やら子音の厳密さを考えれば、ほぼ不可能でしょうね。

日本では「原語発音に従う」と言いながらも、明治以来の外国語受動の中での慣習などもあって、結局のところは不正確なままで通用しているような固有名詞もたくさんありますよね。それと新聞や放送など、メディアでは独自の表記制限を設けている場合もあるようです。

まぁ個人的には「ベートーベン」はできればやめて欲しいのですけどね^^;。当サイトの私の記事内では「ベートーヴェン」と表記するようにしています。これだって本来のドイツ語の発音としては「ベートホーフェン」がいちばん近似であると言う話です。「ヴァーグナー」という表記も見かけますが、こちらはほとんど「ワーグナー」と書かれているかな。

でも「ヴェルディ」「ヴィヴァルディ」「ヴォルフガング(モーツァルト)」ってな具合で、「ヴ」が普通に使われていることも多いですよね。これらは「V」の音の発音ですが。一方で「バイオリン」「バカンス」の例はあるわけで、要はどれだけ「日本語化」してしまっているかが問われるのかな^^;。そこでNHKなどでは「バブリンカ」^^;。これは「W」の発音ですけれど。

ことはドイツ語系ですから、まだいくらかましな気もします。フランス語やスペイン語あたりだと、もっと大変だしそれこそ東欧語圏なんかもそうでしょうね。表題のテニス選手の例であれば、個人的に違和感が少ないのは「ワウリンカ」の方かな^^;。とにかく「ヴァヴリンカ」が煩雑であろうということなら、ワウリンカで(英語的な発音だろうということで)行きたいと思います^^;。ま、いろいろありますけど^^;。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。