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我が街の桜 [季節]

この記事は前日の記事と実は立て続けに書いています^^;。なので、よろしければ前日の桜からどうぞ^^。

私の住んでいる市には、国の天然記念物に指定されている桜の樹があります。「石戸の蒲桜」と言われているものですが、樹齢は800年を超えているのだそうな。うーむ、なにしろ古木であることは確かです。それだけ古いわけで、もちろんソメイヨシノではなくて、ヤマザクラとエドヒガンの自然雑種なのだそうです。世界に1本しか存在しない、とのこと。

けっこう長くこの街に住んでいるのに、そう言えばまともに撮影したことはないなと思って、30日の午後に撮影に行きました。たまたまお休みでしたし、なにしろ気温が上がって過ごしやすかったので、バイクでひとっ走り行って来たわけです。
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まだ三分咲きぐらいの感じでしょうか。戦後に樹が弱ってきているという話なんですが、それでも充分に巨木という印象を受けます。
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確かにソメイヨシノとは枝の伸び具合が違うような気もします。気もするっていう程度で、たいして違わないという感じもするのですけど^^;。
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花群れのアップ。こうやって見ると、確かに少しソメイヨシノと花びらの形が違っているように思います。この1枚に関して言えば、絞りを開けたいので1/800秒でF6.3というデータになっています。バックがまずまずいい感じのボケ具合になってくれました。

桜の季節でもあり、気温が上がって気持ちのいい昼下がりだったこともあって、平日であるにもかかわらずけっこうな人出でちょっと驚きました。まぁ自分もそのひとりなんだけどね^^;。なので撮影は人をやり過ごしながら。それでもなんとか撮れましたけど、この樹の立地からいうと、ホントは午前の方が光の具合が良さそうです。特に樹全体を撮りたいとなれば。ですが、まずは楽しい撮影だったと思います^^。

ご近所の桜2015 第二報^^ [季節]

前回は27日の午後4時ごろという、やや夕方に近い時間帯の桜でした。今回はそれから二日後の29日お昼ごろの撮影です。空は明るめの曇り空ですが、影は出ていません。絵としては全体に少し暗めになってるかも知れませんね。およそ四分咲きぐらいの感じだったと思います。グランドをバックにして。
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2枚目は前回27日の記事の2枚目と同じところの枝です。ただ時刻が違うせいもあって、やや日陰に入っています。
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3枚目は知ってる人はよく知っているビルをバックに^^;。なかなかいい形の枝がありました^^。
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曇り空そのものはけっこう明るいので、露出がひっぱられて手前の花が暗くなっちゃいます^^;。この日東京は満開宣言が出たようですが、埼玉はこんな感じでしたね。そのあと雨も降って、少し気温が下がりましたが開花には影響なかったようです。

ご近所の桜2015 咲き初め^^ [季節]

東京の桜は28日の午後にはほぼ四分咲きぐらいということでしたね。我が埼玉はまだそこまでは行っていないようです。27日の午後に今年最初の撮影を志して、カメラを持ち出してみたのですが、ほとんど咲いていない感じでした。まぁ0.5分咲きってところでしょうか^^;。それでも何枚かは撮ってきました。ほとんどまだつぼみという中で、少し咲いているというのもけなげでよろしいものですね^^。枝の中ほどの花。
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グラウンドのネットをバックにして。
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空をバックに抜いてみました^^。
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でもホントにつぼみの群れの中に、ほんの少し咲いているという感じですけど、これはこれでいいですね^^。なお、ちょっと風があったこともあって、被写体ブレを防ぎたいから撮影はシャッター優先で。すべてズームの42mmで1/640秒、絞りはF5.6(すなわち開放)です。少し縮小してトリミングはけっこうしてます^^;。寄り切れなくて。

いきなり気温も上がってきたので、我が県も日曜ぐらいからは、けっこう咲いているなっていう状態になってくるんじゃないでしょうか。見ごろはやはり来週半ばぐらいなのかな。とにかく楽しみな季節でございますね^^。

アニメ「艦隊これくしょん」 最終回^^ [アニメ]

まぁいろいろ言われてましたけどね、アニメ版^^;。個人的にはかなり楽しみながら見ていました。もともとストーリーはあって無いようなものだし、あれだけたくさんキャラクターが出てくれば、お気に入りがバラけるのも当然なんで、好きなキャラ出ないよー、という不満もあるでしょうね。12回でまとめるためのストーリー展開も、まぁ適当と言えば適当だし^^;。オープニングで描かれていたお気に入りの球磨・多摩コンビ。
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最終回のアイキャッチはこれも好きなキャラの大鳳でしたね^^。
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ストーリーの途中では、艦隊の組み方が変だとか、設定がネットでの後付け設定まで取り込んでるとか、シリアスはいらないとか、ずいぶんいろいろありました^^;。私としては、設定だけ借りてのオリジナルアニメだと思ってましたから、納得しないということはありませんでしたけど。艦隊編成だって、声優さんの出番の関係でとかの事情は、おそらく重要な要素だったんだろうと^^;。

第6話だったと思うけど、みんなでカレーを作る話があって、ああいうのは面白いよなって思いながら見てました。6話に「第六駆逐隊」の話というのは、最初から決まってたんでしょうね^^;。途中に入って独立した話って、前後のストーリーに影響しないように、とか注文されて書くから、脚本も大変だろうと思います。独立してましたね、「カレー話」^^;。

なんだかんだで最後の3話ぐらいで終盤の盛り上げも、ある意味唐突なんでしょうけど、まぁよくあるパターンでもありました。11話と12話はさすがに絵が少し荒くなってた気もしますが、お話としてはまずは面白かったです。最終話での勢ぞろい。
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ただね、この時って飛龍と蒼龍はどこにいたんでしたっけ^^;。いるはずなんだよな、と思ってましたけど。途中で退避したんだったっけ(忘れてる^^;)。あとでもう一度目を通してみよう^^;。なにはともあれ、楽しめた作品でした。ただね、私の艦隊には吹雪はいないんだよね^^;。

というか申しわけないけどしばふさんの描いた駆逐艦娘でいるのは綾波と深雪だけなんです^^;。綾波はなんとなく初期の頃からいましたね。「ひとりくらいは」と思ったのかも^^;。深雪はね、この名前に弱いんです、私は^^;。「みゆき」にね^^。それだけの理由です。ともかく2期も決定しているとのことで(最初から決まってたのかもですが)、楽しみに待ちたいと思います。監督さんとスタッフは、同じままでいいと思いますよ、私はね^^。

Against the Wind [音楽]

「この1曲」の前回のビル・ブルフォードの記事は、前々回のビル・エヴァンスから「名前のビル」という繋がりで書いたわけです。で、考えてみたらこのビルという名前は、実はウィリアムWilliamの愛称というか短縮形なんですよね。なにゆえに「ビル」になっちゃうのか(Bはどこにも無いのに)という件については、まぁ「ウィル」という形からなまったんでしょうね、たぶんね^^;。

というわけで、短縮形の名前を持った人という繋がりで、Bob Segerの「Against the Wind」でございます。「Bob」はRobert の愛称・短縮形ですが、こっちはまだ「B」が入ってるだけ分かるというか。でも1個だけなんですが^^;。ちなみにボブと言えばほかにもいるだろう、大物が、という声も聞こえてきますが。3人ほどすぐに思い浮かびますね。ピアノ弾く人とかもね。

さて、ボブ・シーガー。この人の生まれたのは1945年とのことですから、ほぼビートルズのメンバーのすぐ下の弟ぐらいの年齢ですね。ジョージが1943年の生まれだし。なのにボブさんがヒットらしいヒットを飛ばしたのは30歳になってから。1975年ごろから全米で名を知られるようになりました。そして「Against the Wind」は1980年の4月リリースの曲で、全米では5位まで上がっています。

正式にはBob Seger & The Silver Bullet Bandという名義での発売ということになりますが、まぁ個人で出した曲と同様に扱われていますね。音としてはいちばんアメリカっぽいと言うか、John Mellencampあたりに通じる、カントリーの風味を多めにまぶしたロックというところでしょうか。Melissa Etheridgeなんかも同じラインかな。アメリカ中西部の味わい。大ざっぱに、ですが^^;。

ボブさんは、美声でもなくルックスだってちょっと冴えないお父さん、という風貌の持ち主で、敢えて言うなら「この声、この顔」だからこその曲の魅力でもあると思います。そして極めてアメリカ的な音と歌ですね。日本ではあまり知られていないことも確かで、日本語版のウィキに記事が存在しない、という象徴的な現実があります^^;。誰か書いてくださいまし^^;。

苦労人であったことも確かでしょうけど、それ故に共感を呼んだということも多いのかな。ちょっと字余り気味に歌う歌声は、やはり一度聴いたらちょっと忘れ難い、そしてある種の郷愁や哀感を漂わせる独特の個性があります。こういう人だって、ちゃんと売れるときには売れる、というあたりがアメリカの奥の深さなのかも知れないな、と思うのです^^。
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ご近所は開花宣言2015^^ [季節]

ちょっと風が強くて肌寒い日になっていますが、先ほど買い物に出たときに見たら、近所の公園のソメイヨシノで、5、6輪ほど花が咲いていました。その公園の5本ある桜の木のうちでも、毎年早めに花が咲く木なのですが、今年も最初に咲いたことになりますね^^。ただ、わりと気温は低いので、ある程度開くのは2、3日かかるのではないかと思います。ともあれ桜の季節の到来なのでございます^^。

桜餅、お萩、柏餅^^ [暮らし]

季節の変わっていく時期でもあり、お彼岸という行事もはさまるということで、店先に並ぶ和菓子も移り変わっていきますね。大きな和菓子の専門店であれば、どの種類も置いてあるんじゃないかと思いますが、スーパーなどの和菓子コーナーは、売り場の面積のこともあって、主力がだんだん移っていきます。

桜餅は、いわゆる「普通の桜餅」と「道明寺」とがありますが、もしかしたら「普通」の桜餅という言い方には間違いがあるのかも知れません。地方によっては桜餅に類するものが片方だけ、ってありそうだから。地域や分布とかを詳しく調べている人はいませんかね^^;。私はどちらかと言えば「道明寺」が贔屓なんだけど、もちろんどっちも好きです。

お萩とぼた餅(牡丹餅)の名称については、かなりいろいろな説というか、分類の定義がたくさんあるみたいですね。中の餅が半搗きなのか餅の状態にまで至っているのか、という違いでお萩とぼた餅なのだという説。季節によって呼び方が違うのだという説。我が家での通常の呼び方だと、季節にかかわらず米俵状の半搗きの餅にあんこでお萩。餅状でやや不定形はぼた餅。私はどっちも好きだぞ^^。お萩の方をよく買うような気はするけど^^;。

お萩の時期を過ぎると、なんだかいきなり柏餅が幅を利かすと言う感じになります。いくつかの種類があって、こしあん、つぶあん、みそあんという中身とプラス草餅でつぶあんをくるんだもの、という具合です。柏の葉は、ちぎれたりはしにくいので、桜餅よりは葉っぱが剥がしやすいのが長所かな(こういうのを長所って言うかはともかく)。私はもちろんどの種類も食べるけど、こしあんがいちばんかな。

要するにあんこの和菓子はなんでも好きだ、ということなんですが、特に春は季節の推移とともに、和菓子が移り変わっていくという楽しみがありますね^^。年度末で忙しい方も多いかなとは思いますが、私としては一年で春がいちばん好きな季節です。晴れて穏やかな日も、少し曇った日もどちらもね^^。

来週は桜開花、かな^^ [季節]

週明けすぐは少し気温が下がって寒くなるようですが、それを過ぎるとまた気温が上がってくるようです。いよいよ週の半ば過ぎには、東京で桜の開花宣言となる気配ですね^^。我が家周辺でも週末ごろには咲くかな。定点観測を続けている近くの公園の桜は、先日に枝を少し落されて姿は変わってしまいましたが、日曜の昼間に見たらだいぶつぼみもふくらんできています。

なにしろ今年については新しいカメラも仕入れましたので、開花が楽しみなのでございます^^。タイミングがうまくいけば、あちらこちらで撮影できそうかな、ということで^^。まぁ時間が許す限り、いろいろ撮ってみようと思います。それにしても、毎年のことながら暖かくなり始めると季節の動く速度の速いこと^^。今年も3月に入ってからの体感は、どんどん暖かさを増しています。さあいよいよ春ですね^^。

追記:「週半ば過ぎ」どころじゃなくて、23日には東京での開花宣言が出されてしまいました^^;。もっとも夕刻から夜にかけてはずいぶん冷えてきて、2、3日は日中も少し低めの気温で推移するようです。桜の見頃までのペースは遅くなりそうですね^^;。

Back to the Beginning [音楽]

さて今回の「この1曲」は「ロックへの回帰」と言うほどに大げさではありませんが、ジャズの系列を離れます。Bill Brufordがソロ名義で1978年に発表した「Back to the Beginning」です。アルバム「Feels Good to Me」の2曲目に収められています。このアルバム、ちょっとややこしいのは基本的にはビル自身のソロ名義で発表されているというところ。

ただし、主要メンバーの4人はまったく変わらないままでBrufordという「バンド名義」に移行して、アルバムを1枚作ります(「One of a Kind」、1979年)。ところが、すぐにギタリストのAllan Holdsworthが抜けてしまうのです。彼は、ビルとはU.K.というバンドでも組んでいて、ふたりでU.K.を抜けて、アルバム2枚で行動を共にするんですけどね。

U.K.は、プログレッシブ・ロックと呼ばれる分野としては、ちょっと遅い時期に現れた「プログレ系バンド」なわけですが、アランのギターとEddie Jobsonのキーボード(とヴァイオリンも弾きました)の音色が大変特徴的で、その上にJohn Wettonのザラりとしたボーカルが乗っている、かなりいい音を作り出したバンドでした。セールスもかなりのものだったと思います。

で、まぁそこから抜けたギターとドラムスがメンバーを集めて作ったアルバムは、むしろロックの色よりもジャズやフュージョンの音に近い、これまた個性的なサウンドのアルバムに仕上がっています。そして2曲目の「Back to the Beginning」がまた、実に一風変わった仕掛けの音になってますね。バンド全体の演奏するサウンドと、ほぼ同じ音量にミックスされたボーカルが左右に大きく振り分けられて聞こえてきます。

ヘッドフォンなどで聴いていると、両サイドから後ろ側に回り込むようして、声が入っているのですよ。ホントは聴いてもらうと一番分かるんですが^^;。このアルバムにボーカルで参加しているAnnette Peacockというお姉さんが、また実に独特の声で歌い回しています。まぁなかなか不思議な曲に仕上がっているのでございます。

このビル・ブルーフォードというドラマーは、以前には「ブラッフォード」という姓の発音が一般的でした。まぁ最初にレコード発売元が、そういう表記にしていたわけですが、どうやらご本人によればブルーフォードまたはブルフォードというのが、いちばん近い「カタカナ」表記になるようです。もちろん日本語のカタカナで英語の表記をすること自体が無理を含んではいますけれど。

で、このビルさんはイエス(Yes)の結成時のメンバーでした。このバンドの初期の5枚のアルバムに加わったあと、脱退して今度はKing Crimsonに一時的に加わり、アルバム「Red」を発表します。このアルバムのあとKing Crimsonはいったん活動を停止、ビルさんは今度はGenesisのライブ・アルバム(Seconds Out)に参加していたりもします。

さらには活動を再開したKing Crimsonで「Discipline (1981)」と「Beat(1982)」という2枚のアルバムを作ることになります。まぁとどのつまりはYes、King Crimson、Genesisという三つのバンドで音源が残る形で活動している、ただひとりのミュージシャンということになるわけです。

残るふたつのプログレの雄、ELPとPink Floydはほぼメンバー固定なわけで、それを考えるとプログレの「5大バンド」のうちの三つに関わるというのも、なかなかな記録の保持者ということになりますね^^。ちなみに「5大バンド」とは、私が勝手にそう思っているだけなんですが、同じ意見の方は多いと思います。

実に面白い活動の軌跡を保持している人であると共に、大変特徴のある音色とスタイルを持ったドラマーであると思います。特にアクセントの外し方と入れ方の個性は、曲によってはそのサウンドを決定してしまうユニークさを聴けます。やはり唯一無二の個性の持ち主の人なのでございますよ^^。
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桂米朝さんのこと [ひと]

記事ふたつで続けざまに訃報を記さなければいけないことになってしまいました。桂米朝さんが亡くなられたとのこと。上方落語の重鎮であったのはもちろんですが、落語という分野の大きな星でもありました。柔らかな話ぶりや表情なども、お人柄を感じさせる方でした。

実感としてはもう10数年ほどのあいだ、高座を見ることは無かったように思います。もちろん生で、ということではなくTVなどでの放映でのことなんですが。なにしろ生で接する機会はありませんでした。TVなどで見ていると、崩れることのない折り目のきちっとした話芸であったように思います。

だからと言って堅苦しいわけもなく、いつの間にか引き込まれてしまう語り口と、汚れの感じられない上方言葉が心地いいのでした。もって生まれた声質の良さもあって、耳触りがとても良いのでした。私は関西に暮らしたことはありませんから、時として関西言葉は耳に障る気がするのですが、米朝さんの噺を聴いていると耳は心地よさを覚えるのです。

家では時として気難しさを見せることもあった、と言うのですが、高座での噺を聴き姿を見ていると、やはりどこかに厳しさをたたえる感じも受けることもありました。外には見せない研究熱心さに裏打ちされた、端正さと語り口とが合わさったきれいな芸風であったと思います。満89歳没。ご冥福をお祈りいたします。どうか安らかに。

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