SSブログ

ラミー サファリ LAMY Safari 2014年の新色^^ ピンク +アルスターも [万年筆]

今年の春先は寒さが続いて、3月だと言うのにまるで真冬並み^^;。なのに花粉はきっちり飛び始めていて、なかなか辛いものがあります。そんな今年も、恒例のLAMYのサファリ、アルスターに新色が発表されています。一部国内でもぼちぼち売られ始めているようですね^^。

サファリは今年はピンクという、ある意味で王道と言うか、春も盛りと言うか^^。モニターの色調整で、色の具合がどう見えるかちょっと難しいのですが、画像はおなじみのイングランドのお店のもの^^。ここは少し濃いめ(暗め)の画像になっていることも多いので、恐らく実物はいくらか明るいトーン(すなわち薄め)の色だろうと思います。
safari_2014.jpg

もうひとつ、アルスターも新色が発表されていて、こちらはグリーン。以前に発売されたグリーンよりも濃いめの色味で、イングランドのお店での呼称はBlue/Greenということのようです。日本国内での正式呼称がどうなるかは、もう少し経ってみないと分かりません。去年の例だと欧州と日本でぜんぜん違う名称になってたし^^;。
alstar_2014.jpg

こちらも春にふさわしい色合いかなと思いますが、イングランドのお店の呼称がちょっと気になります^^;。いくらか青味を帯びてるのかな。とすると日本で言う「若葉の色」とは少し違うかも知れません。私としてはピンクサファリはどうしましょうかねぇ^^;。何しろモノトーンとスケルトンに重きを置いた構成ですからね、我が家の万年筆。

なぜかパーカーのペンはダークレッドが多いんですが。ラミーとペリカンは基本的にモノトーンとスケルトンとペールカラー(明るい色)。なのでピンクはちょっと(と言うか完全に)浮いています^^;。アルスターの色は、もしかしたら手が出ますけど。でも、なにしろ円安ということで為替レートも厳しいし、イギリスでお買い物をするのは、なかなか大変なご時世になっています。どうしようかな、というところですね^^;。

Diamineのインク3種^^ [万年筆]

実は昨年の12月も半ばにかかるころに入手していたのですが、Diamineのインクを国内で販売してくれているお店を見つけて、3種類買っておりました^^;。この会社のインクは大変種類も多く、しかも80mlのいわば「レギュラー」のボトルと30mlの「徳用お試し」みたいな感じのもののふた通りがあります。以前に私はイギリスのDiamine本社の通販を利用したことがあったのですが、今回は国内のお店からとなりました。

某関西の巨大通販サイトで「Diamine」と検索すると出てきます^^。容量を考えるとけっこうお買い得^^。ただこのお店で扱うのは30mlサイズのボトルだけのようです。それぞれ簡単な感想も加えつつ筆記のスキャン画像です。あ、見本に使った歌は額田王の有名なお歌の一部なんですが、実は5月ごろの叙景の歌で季節がまったく合っておりません^^;。でもこの歌は大好きなので^^。使ったペンはファーバーカステルのアンビションロンバスのMニブに、ボトルからつけ書きしています。

diamine_sar_sea.png
まずはSargasso Sea。深い色合いで、一種のブルーブラックと言えなくもないのですが、わずかに赤みも含むのでむしろとても濃い紫と言った方がいいかも知れません。某サイトでお見かけして気になっていたインクですが、予想にたがわずとてもいい色合いだと思いました。
diamine_presi_blue.png
次はPresidential Blue。こちらは、赤みの無いかなり純粋な青という感じで、すっきりとしていてくっきりと強い色合いです。
diamine_prussi_blue.png
そしてPrussian Blue。実は今回のいちばんのお目当てはこのインクでした^^。以前にイギリスのDiamine本社から何色か買ったときに、かなりの数のサンプル・カートリッジが同梱されていて、その中にこのインクも入っていました。昨年の秋ごろに特に気にもかけずに使ってみたら、これが深い色合いのしっかりした発色のインクで、使いどころを選ばない感じのいい色だと思いました。ひと瓶入手して常用するつもりでいたら、ちょうど国内でもお店を見つけたというわけです。HerbinのBleu Nuitの色に近いのですが、もう少し暗い色合いかなと思います。

3種ともに濃淡はつきますが、ペリカンのロイヤルブルー(新しい時)ほどではないと思います。わざわざ「新しい時」と書いたのは、ロイヤルブルーが少し濃縮されてきた時の濃淡の感じに似てるかな、と思うから。ある程度しっかりした色を出すために、そういう仕上げ方にしてあるのかも知れません。いずれも実用度の高い、使いやすそうな色のインクだと思いました。やはり初めてのインクを試すのは楽しいですねぇ^^。またあちこち物色してしまいそうです^^。

ペリカンのM200を味わう^^ [万年筆]

持っているのはデモンストレーターのものなんで、もしかしたら通常の製品とは味わいが違っているということもあるかも知れません。もっともこのメーカーの性格から言って、そういう違いはあまり無さそうな気はします。M200という万年筆は、このメーカーの(子供向けではない)製品としては、最もローコストな部類に入ります。それでも、その味わいは実力を充分に伝えてくれています。

買ったのは今年の3月なんですが、以来半年余り使ってみて、つくづくよくできた製品だな、と感心させられ続けてきました。真夏の気温の高い時期でも、インクが乾いて困るということがほとんどありませんし、フローとニブの書き味とは、最良の接点でクロスしていて、過不足無く文字を書き続けることができます。

いちばん最初にテストのつもりで入れたCaran D'AcheのBlue Skyを、結局そのまま変えたくない、使い続けたいという気持ちにさせてくれたのもM200です。ボトルを買ってしまうことになりましたが、もちろん後悔はしておりませんよ^^。インクを入れ換えて、もし今の感覚と違ってきてしまったら、それはとても惜しいことだ、という気分になったのも理由です。

まぁちょっと褒めすぎかも知れません^^;。私が気に入って使っているラミーやファーバー・カステルとは、また違った方向での万年筆の良さを味あわせてくれたことも確かですが。ラミーの「道具としての頑健さ」、ファーバー・カステルの「デザインと書き味の接点」というものとは、また違う道具としての確かさと味わいとを、M200が教えてくれたと思うのです。

やっと深まってきた秋に、文字を書きながら感じる指先の幸せ、と言ったところでしょうか^^。こうなると、もう少し上の型番に興味も湧いてきているのですが、まぁ私のことですから最上級には手が出ないでしょうね^^;。どうなりますことでしょうか。年末ぐらいまでゆっくり考えてみることにいたしましょうか^^。

夏の終りの万年筆事情 [万年筆]

暑かった夏もどうやら終わりに近づいて来ていますが、まだ気温の高い日もけっこうありますね。暑さが続くと万年筆にとっては、やはりインクの水分に影響があるらしく、一部のペンは書き出すときにかすれたり、インクの量が明らかに少なくなっていて慌てさせられたりします^^;。

さすがだな、と思うのはペリカンのM200などで、やはり回転式のキャップがしっかりとした密閉状態を作り出すもののようです。1週間程度あいだを空けての使用でも、ほぼトラブルは皆無でインクの乾いた様子も無く使い始められます。もちろんインクの種類にもよるのでしょうが、こういうところは実用品としてとても大事なことだと思うのです。使いやすくて助かります、ホントに^^。

カランダッシュ Caran d'Ache ブルースカイ Blue Skyを買いました^^ [万年筆]

正確を期すならば「買ってしまいました」でしょうか^^;。買わないつもり、って一度は書いたんですが^^;。えーと、いつのことかと言えば今年の3月10日付けの記事で、Pelikan M200のデモンストレーターを買ったときですね。インクは以前にアメリカの某お店で、何種類か買ったサンプル(いろいろと2mlずつ)のうちから選んだのでした。カランダッシュのブルースカイ。

これが使っているうちに少しづつ水分が抜けて、いわゆる「濃縮」が進んだのですね。本当にきれいで鮮やかで、それでいて落ち着いたいい色になってきたんですよね。これは手元に置かずばなるまいよ、と^^;。フローもいいと思います。でもなにしろ結構なお値段なんです^^;。某ポイントがちょっとあったので、まずはそこそこ安く買えたんですけど。
caran_dache_blue_sky_01.jpg

ご丁寧にも印刷物が2種も入っていて、インクの類いでこういう印刷物はあんまり見ないので、ちょっと驚きました。「地球の色」っていうシリーズ名(?)だったと言うのは初めて知りましたね。そう言えばそういう色の名が並んでいます。ボトルはずっしりと重く、手の上で眺めるとむしろ無骨なほど^^;。
caran_dache_blue_sky_02.jpg

ラベルで隠れて(隠して?)ますが、裏側から見ると(側面もね)ものすごい硝子の厚みだということを思い知らされます^^;。うん、確かにウワサでは以前から聞いてましたがね^^;。かなり「瓶代」が含まれますな、これは。容量は30mlで、ペリカンのロイヤルブルーの通常のボトルの半分です(あちらは約2ozで62.5ml)。
caran_dache_blue_sky_03.jpg

例によりまして悪筆御容赦ですが、ご覧いただくことにします。「濃縮」のあとの色もお見せしておきたいので一緒に書いておきました。上が現在M200に入っている4か月余りを経過した色。ニブはFです。下がボトルから直接つけ書きしたもので、ペンはファーバーカステルのアンビション、ニブはMです。
caran_dache_blue_sky.png

こうやって改めて並べると、濃縮のあともいいし、新鮮な色合いもまたいいですね^^。使っているとやっぱり欲しくなる、という典型的なところにはまった好例となってしまいました。まあ好きですから^^;。と開き直っておきます^^。

インクサンプルのお店^^ [万年筆]

以前にお世話になったインクのサンプルを作って売ってくれるお店を、久しぶりにちょっとのぞいてみました。かなり製品が入れ替わっていて、知らなかったメーカーのものが置いてあったりしました^^;。試しに欲しいサンプルをいくつかピックアップしていったら、たちまち12種とかになりまして^^;。

まぁとりあえず急ぐ買い物でもないので、いったん放置してしまいましたが、しばらくは気になりますね、これは^^;。前回買い込んだサンプルのなかでも、気になっている色がありまして、ボトルを買おうかと思っています。今これ以上に在庫を増やしてどうするんだ、という天からの叱責も聞こえてはおりますが、どういたしましょうかね^^;。考えてる時がいちばん楽しいとも言えますから、しばらくは楽しめそうです。

改めてインクについて考えてみる [万年筆]

万年筆のインクは実に多くのメーカーからさまざまな色合いのものが発売されています。お値段もさまざまで、高いものからお安いものまでいろいろ。ボトルのデザインも含めて、コストに響く要素はいくつかあるのだろうと思いますが、ま、ほとんど「ブランド代」とおぼしき製品も存在いたします^^;。

まぁ、私は基本的に「青インクフリーク」なので、緑系統や赤紫系統のインクはほぼ買いません。黒は2本ばかり、それとグレーも2種持っていますが、あとはさまざまな青が大量に^^;。しかもやや明るめの「空色」に近い青にはあまり興味がありませんから、「ロイヤル」だの「サファイア」だのという色合いが集まっております^^。

などと言いつつも、常用しているのは数種類。ほかはとにかく「在庫」として出番を待っていて、常備に加わる日が来ることを願っているのです(インク達がです^^;)。結局なんのために買っているのかと言えば、色合いをこの目で確かめたい、この一点に尽きます。なんだかんだと言っても、ネットの画像の色だけでは判断できないわけで。

ひとつ疑問なのは、これだけ多くのメーカーから出ているインクが、すべてそのブランドの手によって作られているのだろうか、ということです^^;。恐らくはかなりの数のものがOEMとしてブランドだけが載っかって発売されているのではないか、と思っているんですが。つまり作っている工場は、ブランドの数ほどには多くないのだと思うのです。果たして本当はどうなんでしょうか。詳しい人いないかな^^;。

ラミー サファリ LAMY Safari 2013年の新色 Neon イエロー^^  [万年筆]

万年筆を使うことを趣味とする人にとって、毎年の春の風物誌となっているラミーの限定色^^。Safariの2013年限定はNeonイエローとのことです。本国では少し前からデータがあったようですね。画像にする時にいろいろ難しさのある色なんじゃないかと思います。わずかに緑がかったイエロー。
safari_neon_2013.jpg

たぶんモニターの調整具合で色合いが微妙に違って見えるんじゃないでしょうか^^;。明るい鮮やかな色で映えますが、もしかしたら好みは多少分かれますね。私は基本モノトーンやスケルトン(透過)が好きなんで、手が出ないかな^^;。ちなみに「スケルトン」という言葉で「透過」を言い表すのは、少し意味がずれている気がするんですけれど^^;。

「トランスペアレンシー」という言葉があって、透過性という意味なんですが、こちらの方が近いように思います。お世話になってるイングランドの某お店ではLAMY Vistaのことを「transparent version」のサファリと表現しています。語感としてはこちらの方がしっくりきていると思います。

それはさておき、「蛍光色」という方向に持っていった、というのはなかなか面白い企業判断な気がします。ラミーさんも毎年いろいろと考えているんだろうなぁ、と思いました^^;。日本人の色の好みは欧米、特にアメリカとは違うようなんで(お隣の大陸の国とも少し違います^^;)、必ずしもヒットするとも限らないんですが。万年筆ファンにはアピールできるでしょうか^^;。

それともうひとつ、Al-starの2013年の新色については、以前にパールカラー(日本ではシャンパンゴールドの名称に変更されていますが)が出たのですが、今度は「ブラック・スペシャル」と称するモデルが発売されますね。こちらはボディとクリップ、ニブに至るまでが黒という、これもある意味思い切りのよいチョイスです^^。
alstar_black_sp.jpg

厳密には首軸の部分がスモークのプラスチックなので、完全に真っ黒というわけではありません。とは言え私の好みからすると、こちらの方はかなりいい感じ^^。アルスターの表面のマットな質感を考えると、この黒はしっとりとした味わいに仕上がっていそうです。こっちは手が出そうな気がしております^^。

ペリカン Pelikan M200デモンストレーターを買いました^^ [万年筆]

実はもう何日間か前のことですが、Pelikan M200のデモンストレーターを買ってしまいました^^。ペリカンのローコストの万年筆としてはM200やM205あたりが気軽に使える感じがして、以前から気になってはいました。どうやらM200とM205は少しサイズデザインが違っているだけで、機構としては同じらしい、ということで、最近出たM200のデモンストレーターに手が出てしまったわけです^^;。ニブはFにしました。
m200_02.jpg

コンパクトにまとまった飽きの来ない感じのデザインと、中身の機構が見えるというメカとで、味わいのある製品だな、と思います。嵌合ではなくてスクリュー式のキャップで、外すのに手間がかかるかな、と思っていたのですが、感覚的には一回転半ぐらいでくるっと開けられる感じなので、意外に素早く使い始めることができます。
m200_03.jpg

インクは、いずれ常用のインクを決めるだろうと思うけど、とりあえずは手元にサンプルとして少量持っているCaran D'AcheのBlue Skyを入れてみました。以前にアメリカの某お店で、2mlぐらいづつ量り売りしてもらったインクのうちのひとつ。
m200_04.jpg

ボトルだとかなりの「いいお値段」のインクなので、おそらく今後も手は出ない可能性が大^^;。こういうインクを入れてみて遊ぶ試すのが、このペンの持ち味のひとつではないかと思います。
m200_01.jpg

相変わらずの悪筆で失礼をつかまつります^^;。ニブは太めの感じである、ということをいろいろなサイトで知っていたので、Fだとどうかなとは思ってました。少し太めの字が書ける方が好みなのでFにしてみたのですが、思っていたよりは細いかな。ラミーのFよりは細いですね^^;。メリハリと言うか筆圧の変化にしなやかに追随していく、いいニブだと思います。

今「しなやか」とは書きましたけど、いわゆる柔らかな書き味ではありません。でも、硬いという感じでもなくて、しっかりしているけど書く時のタッチに敏感なニブだと思います。やはりこの感覚が老舗ペリカンの「筆記具」としての最大の魅力なのかも知れません。ペンとしての基本的な機能・能力は大変高いと思います。このメーカーとしてはローコストの製品ですが、その実力に触れることができるな、と感じました。いいペンです^^。

2013年のラミーLAMY新色 アルスターAl-starのパール Pearl ^^ [万年筆]

まだ寒さは続きますが、春恒例のLAMYの新色の話題でございます^^。とりあえずAl-starの2013年のニューカラーがすでに発表されているので、ちょっと画像をラミーから借りてきました^^;。
lamy_pearl.jpg

これまでのAl-starの新色は全部が濃いめ、くっきりめの色合いだったように思うんですが、今回の「パール」は淡い方向に持ってきましたね。実物を見てみないと分からないけど、画像で見る感じでは薄く黄色がかかったきれいなクリーム色に仕上がっています。ラミーの画像はやや濃いめに仕上がる傾向があるように思うので、たぶんもう少しだけ明るい色合いなのかな^^;。

個人的にはサファリの新色の方が気になることは確かなんですが、今年に関してはAl-starもきれいな色だなと思います^^。もう少し春めいてくればサファリの新色も発表されるのかな。いずれにしても春近し、ということで^^。早くあったかくなるといいですね^^。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。