SSブログ

マグリット展が開かれますね^^ [アート]

3月からだそうですが、ルネ・マグリット(1898-1967)の「回顧展」を開催するそうです。国立新美術館ですね。しかし以前から思ってましたが、なぜ「国立美術館」なんでしょうね。「国立美術館」ではなくて。語順の入れ換えと言うか、「新」の居場所が普通ではない感じが、どうもいまひとつ腑に落ちません^^;。

単に「国立美術館」と言う名の美術館は存在しませんからなおさらです。ひとことで「国立美術館」と書いてしまうと、日本では5か所の美術館を統括する独立行政法人の名称になっちゃいますしね。この5か所の中に国立新美術館も含まれているのです。新しくできた六本木のヤツですね。

東京ではほかに2か所、上野の西洋美術館と北の丸の近代美術館がありますね。あと大阪と京都の美術館を合わせて5か所になります。でもなんで六本木が「新」なのかはでき上がった時から不思議に思っていました。まぁここは厳密に言えば「美術館」ではなく「展示場」という機能ではありますね。常設の展示も収蔵品も所有していないようですし。

閑話休題。「マグリット展やるよー」と言ったら、目をシイタケにした(きらきらと輝かせるのです^^)のは、カミさんなのでございました。マグリットのファンですからね、ずっと前から。「えー、見たいなぁ」との仰せにございますが、「でもちょっと行くのは大変だね」とも。我が家から六本木はけっこう大変です、確かに^^;。

3月25日から6月いっぱいぐらいまでの開催ですから、そのあいだに考えればいいかな。マグリットだと極端に混み合うことも無さそうだし。以前に某「印象派展」に出かけたときは、館内での大変な混雑に遭遇してしまい、落ち着いて絵なんか見てられないという事態になりましたが^^;。平日だったのになぁ。ま、始まってから行こうかどうかちょっと考えることにしましょうか^^。

立春も過ぎたのに [季節]

えー、まぁほぼタイトルだけの嘆き節なのですが^^;。暦は春になっているはずなのに、寒さが続いていて困ってしまいます。雪国で大雪に苦労している方から見れば、贅沢な嘆きであろうということは分かっていても、やはり寒いことは確かです^^;。晴れていても寒風が吹きすさんでおります。

明らかに陽は長くなってきてますし、晴れた日の午後の空と陽射しの明るさは「もう少しだからね」と呼びかけているようで、春も近い気はします。この冬は暖冬傾向の予報が出ていたにもかかわらず、厳しい寒さになった感じがあって余計に寒いぞ、とずっと思ってましたが、あともうちょっとですね^^。

ふつかほど前から少し風邪ぎみですが、なんとか持ちこたえています^^;。私の場合は2、3日で過ぎていけば、それ以上ひどくはならないで済みます。ここ5年ほどは幸いにしてこじらせることもなく来ていますが、今回もなんとかなりそうな気配です。ほんとにもう少しですから、皆さまもお風邪を召しませぬよう^^。ひいたら無理をせず^^。
タグ:寒波 立春

Sincerely Diana [音楽]

「Sincerely Diana」は、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズが1960年にリリースしたアルバム、「A Night in Tunisia」の2曲目に収められています。レーベルはブルーノート。ジャズ史上に残る名盤として名高い1枚なんですが、ややこしいのは同じアーティスト名で同名のアルバムがあること^^;。1957年盤ですね。

ジャズ・メッセンジャーズはアート・ブレイキーの率いるバンドの名前なんですが、メンバーの入れ換えというか何期かのメンバー変遷があります。リーダーのアート・ブレイキーは、ドラマー及びバンドリーダーとしてメンバーに作曲を任せるような形で、アルバムを作っていったわけです。

そして57年盤にはJackie McLeanやJohnny Griffinなどが参加しているのに対して、60年盤ではLee MorganやWayne Shorterがプレイしています。60年盤があまりに名高い名盤として有名で、普通にアルバム「A Night in Tunisia」と言う場合は60年盤のことを指すようですね^^;。

2曲目の「Sincerely Diana」はテナー・サックスのWayne Shorterの作曲によるトラックです。実はこの1曲シリーズは、前回が終わった時点では何回かマイルス・デイヴィスのグループに参加したミュージシャンを取り上げようと思ってました。が、せっかくアルバムの中でマイルスとアートの共演が実現しているんだし、この際だからアート・ブレイキーのバンドの曲に寄り道しようかなということで^^;。

曲はテーマが終わるとテナー・サックス、トランペット、ピアノ、ドラムスの順でソロを取っていき、テーマが戻ったあと何となくピアノがソロをもう一度取りながら、フェードアウトしてしまいます。初めてこのアルバムを聴いたときには「フェードアウト」かい、と驚いたものでした^^;。ジャズでもあるのね、と。その後けっこうそういう曲もあることに気がつくのですが。

面白いのはこのアルバムの3曲目に入っている「So Tired」も、その後にCD化されたときに追加された「When Your Lover Has Gone」も、曲の最後はフェードアウトしているんですよね^^;。アートさんが好きだったのかな、これって。アルバムとして制作していく上では、構成としてはあり得るとは思うけど。

バンドとしてはジャズ・メッセンジャーズですけど、この「Sincerely Diana」という曲はウェイン・ショーターらしい雰囲気の曲だなぁと思います。のちに作曲者としても多くの作品を残していきますが、この曲はすでに完成されたものを感じます。アート・ブレイキーがバンドを運営しながら、音楽面でのリードはメンバーのサックス奏者、トランペット奏者などに委ねる、というスタイルから生まれた佳曲ですね^^。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

野猫(のねこ) [猫]

カミさんが新聞を読んでいて聞かれたんですよね。「ノネコって言う言い方があるの?」というお尋ね。はいはい?野良じゃなくて?「ノネコ」。うーむ。野良猫ではなくて野猫(のねこ)。人への依存をしない、自力で捕食活動を行う猫なのだそうです。

野生化している猫ということなんですが、本来ヤマネコが人に依存してイエネコになり、さらに捨て猫となって自生、野生化という過程をたどっているのだそうな。生物学としては「ノネコ」とカタカナ表記にされることも多いようです。人間が作り出した新しい種、とも言えなくはないのかな。

伊豆諸島に御蔵島という島があるのですが、そこで多く繁殖しているオオミズナギドリという野鳥がいて、その個体数が年々少なくなってきているらしいのです。その原因の一端がノネコによる捕食。そこでノネコの子猫を捕獲して、飼いたい人に島の外で飼ってもらう、という試みを行うのだそうです。

そうやって少しずつノネコの個体が減り、野鳥の保護につながるということだそうです。何年かの期間は必要だとしても、いずれはノネコが少なくなってオオミズナギドリの減少に歯止めがかけられるのでは、という試み。猫にとっても幸せな解決方法であってくれればいいなと思いますね^^。

アギーレ監督の解任 そして代表監督の選び方、再び [スポーツ]

やはり、と言ってしまうといろいろ語弊もありますけれど、アギーレさんが解任されました。正直なところ、就任に至る過程の中で、解任の理由になったことについての配慮はされていなかったのか、という点は疑問のままです。今さらではありますけれど、どうして選んだのかはよく判りません。「疑惑」が疑惑だけで終わるようなら、それでいいということだったのでしょうかね。ダメならダメでその時に考えると。

結果的には「その時」はやって来て、考えることになりました。監督としてのアギーレさんは、まだ評価の対象と言えるだけの試合をこなしたは思いませんが、まずまずの状況で来ていたと思います。「PK負け」をどう考えるかは別にして。

要は成績だけならまだ辞めるまでのことがあったかどうかは五分五分だったと思います。「辞めろ」と言う人もいたとは思うけど^^;。「例の件」が無ければ辞めてなかったんじゃないでしょうか。となると、やはり行きつくのはなぜに就任に至ったか、彼にお願いすることにしたのか、という点ですけどね。まぁ誰かが「アギーレ推し」をしていたのは確かですが、責任がどうこうと言う話をしているわけでもありません。

選ぶ時に、あるいは経過の中で「ほかの候補」はいなかったのか、という気はしますね。あらかじめリスクを回避しておくという選択肢は無かったのか、とも思います。まぁ珍しく「第一候補」との交渉が進展して、喜んでいたのかも知れませんが。もしかしたらアギーレさんにも「日本以外の選択肢」は無かったのかも知れないけれど。

事態がこうなった以上、「次」を考えなければいけないわけですが、基本的にナショナル・チームの監督は4年をひとつの単位として動いていますから、候補がごく限られていますよね。今の時点で「浪人」している人じゃないと、頼めないわけだし。

Jの現監督さんには声をかけない、と明言したようですし、そうなると日本人にせよ外国人にせよホントに限られてきます。それとバリバリの壮年期というよりは半ば引退に近づいたような人も候補に入れて考えなくていけないかも知れません^^;。

個人的には何人かの名前が頭に浮かびますが、日本代表の「戦い方」における特殊な立場を、うまくこなせる人が必要だと思います。すなわちワールドカップの予選と本大会では、戦い方が違うという点です。「自分たちのサッカー」は極論すれば「理想形」なわけで、現実論としては違うと思います。

でもそういう「選び方」はしないんでしょうね。ある程度名の知られた、いろいろな方面を納得させられる人でないと難しいのでしょう。協会が表だって口には出せない理由もあると思います。んー、前に短い期間で辞めた人のあとは、日本人の監督さんになりましたけど、結局彼も予選途中で辞めることになりました^^;。難しいものだと思います。

「新聞辞令」は数多く挙がっていますが、ザッケローニさんには頼みにくいと思うし(いろいろ気まずいし)、ストイコビッチさんに対しては、協会がちょっと気乗りしないのではないかと思います^^;。日本人監督の可能性も充分ありそうだけどどうなのかな。協会は外国人に頼みたいと思っているんじゃないでしょうか。

いずれにせよ今月中ぐらいには選定しなくてはならないと思います。あとは奥の手としては3月の2試合を暫定で誰かがやって、そののちに本格的に就任してもらうという方法もあります。暫定なので日本人の誰かに頼んでもいいわけですし、協会の誰かがやるという手もありそうです^^;。どうなりますでしょうね^^。

追記:鹿島に在籍してセリエAでも監督歴があるレオナルドさんや、同じく鹿島での監督歴があるオリヴェイラさん、セレッソの監督だったクルピさんなどの名前も上がってきてますね^^。いずれも日本には縁もあり、日本のことも知っていて、その点はいいのかなと思います。ただ、協会はいろいろな事情から「ワールドカップ出場の経験があって、できれば本大会でも実績のある人」に頼みたいでしょうね^^;。

上記の3人もクラブの監督歴はあるけど、ナショナルチームを指導したことは無いので、その辺を考慮するとどうなるかな^^;。この際だから(緊急時だし)ということで、当初の選択理由を後退させるのかな。そこいらあたりは注目していたいと思います^^;。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ワウリンカ・バブリンカ^^; [スポーツ]

テニスの4大タイトルの緒戦である全豪オープンも終り、優勝はジョコビッチ、錦織圭選手はベスト8という結果でしたが、私がずっと気になっていたのはスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka)選手の姓の日本語表記の「揺れ」です。ワウリンカ?バブリンカ?マスコミではふた通りの表記がありますね^^;。

国籍はスイスですが、ドイツ系の血を引いているということで、「外国語表記の現地語発音の原則」に従えば、「ヴァヴリンカ」がいちばん近い音でしょうか^^;。これだって不正確ってことになるでしょうけれど。だいたいカタカナでの表記は、二重母音やら子音の厳密さを考えれば、ほぼ不可能でしょうね。

日本では「原語発音に従う」と言いながらも、明治以来の外国語受動の中での慣習などもあって、結局のところは不正確なままで通用しているような固有名詞もたくさんありますよね。それと新聞や放送など、メディアでは独自の表記制限を設けている場合もあるようです。

まぁ個人的には「ベートーベン」はできればやめて欲しいのですけどね^^;。当サイトの私の記事内では「ベートーヴェン」と表記するようにしています。これだって本来のドイツ語の発音としては「ベートホーフェン」がいちばん近似であると言う話です。「ヴァーグナー」という表記も見かけますが、こちらはほとんど「ワーグナー」と書かれているかな。

でも「ヴェルディ」「ヴィヴァルディ」「ヴォルフガング(モーツァルト)」ってな具合で、「ヴ」が普通に使われていることも多いですよね。これらは「V」の音の発音ですが。一方で「バイオリン」「バカンス」の例はあるわけで、要はどれだけ「日本語化」してしまっているかが問われるのかな^^;。そこでNHKなどでは「バブリンカ」^^;。これは「W」の発音ですけれど。

ことはドイツ語系ですから、まだいくらかましな気もします。フランス語やスペイン語あたりだと、もっと大変だしそれこそ東欧語圏なんかもそうでしょうね。表題のテニス選手の例であれば、個人的に違和感が少ないのは「ワウリンカ」の方かな^^;。とにかく「ヴァヴリンカ」が煩雑であろうということなら、ワウリンカで(英語的な発音だろうということで)行きたいと思います^^;。ま、いろいろありますけど^^;。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。